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言語化力に課題を感じた時に読む本

課題意識

課題は沢山ありますが、最も緊急で重要な課題が「言語化」です。 言語化を課題と捉えている理由は、頭で思い浮かべたものを文章にしたり話したりしようとすると、うまく表現できず、狼狽することが多いためです。

広告の仕組みや運用方針、デザインイメージなどを説明しても、自分が考えていることと話していることが今ひとつ一致しない感覚を味わってきました。 言語化の力を上げるための訓練方法はないか調べていた時に、こちらのnoteで推薦されていた本書を知り、読んでみました。

本書の内容

「うまく言葉にできないのは、うまく言葉にできるほど考えられていないからだ。」という主張が突き刺さりました。「そうか、自分は考えているフリをしていただけなのか、、」と落ち込みましたが、そこで終わらせないのが本書の素晴らしいところ。
「思考を深め、内なる言葉を磨くための方法」を解説してくれています。 大雑把ですが、その内容をまとめます。

①頭に浮かんでいるものを書き出す
→頭を空っぽにすることで考える余白が生まれます。0秒思考でも同じことが書かれていたなぁと思いました。書き出して言葉を可視化する作業は「考える」上で不可欠なものだとわかりました。

②T字型思考法で書き出した言葉・思考を磨く
→「それで?」で思考を深める。「本当に?」で思考を戻す。「なぜ?」で思考を深める。

③ ①②で書き出した言葉を同じ仲間にグルーピングしていく
→似ている考えや言葉を抽象度によってグルーピングします。 自分の考えが整理されると同時に、思考の偏りに気づくことができます。

④できるだけ漏れなくダブりのないように、言葉を追加・削除する。
→①〜③で全ての考えがアウトプットできるわけではないので、グルーピングしたものを眺めて、モレやダブりがないか確認します。

⑤その場でまとめずに、時間をおく
→シャワーを浴びていると突然解決策がひらめくことがあるように、時間を空けると違った思考が生まれる。その思考を逃さないためにも、2日ほどおいてから再度まとめたものを眺めるようにする。

⑥逆を考えてみる。
⑦「あの人だったらどう考えるだろう」と想像を膨らませる

→自分という枠の中からしか考えられていない場合がほとんど。より客観的な角度かた自分の考えを批評することでさらに思考に磨きがかかる。

①②は自分の内面、内なる言葉と向き合うフェーズ、③から⑦は客観的に考えるフェーズになるかと思います。 著者はこの①〜⑦のサイクルを、合計で1、2時間ほどかけて行なっているそうです。

まとめ

とにかくやってみるしかないです。早速、A4のコピー用紙をアマゾンで購入しました。 今は、紙を挟んでおく用のバインダーも探しています。 自分の言語化力がどうなっていくかは、今後のnoteやtwitterでの発信を見ていただければと思います。


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