ポケモンカフェミックスとこれからアップデートでクソステージが追加されていくことについて

ポケモンカフェミックスがリリースされたのでやりました。

ゲーム内容をメチャクチャ大雑把に書くと、物理演算でやる「トロとパズル」です。キャンクラから連綿と受け継がれる、隣で何度かマッチすると消えるやつ、消さないと増えてくやつ、下の方まで落とすと消えるやつなどをギリギリの手数内で頑張って消します。

リリース時点ではオーダー100まで実装されていて、ひとまずそこまではクリアしました。

まずなにはなくとも、店員のリアさんが可愛い。

リアさん最初はせっかく開店したのになんかポケモンばっかり来るんですけど!?みたいなことを言ってるんですが、いつの間にかポケモンのために設備をバンバン増強、レストランテイストの二階まで増設するほどポケモン集客にノリノリです。

そしてポケモンたちもやたらかわいく、特にアママイコのあざとさが突出しています。

この手の形式のゲームはこのステージはクソなどと罵倒しながらクリアしていくのが慣例となっていますが、ポケモンカフェミックスも例外ではありません。手数ギリギリでクリアした喜びは一瞬。すぐに(もうやめない??)という心の声を押し殺しながら次のオーダーを開始し、画面いっぱいに広がるクリームとトマトを目にしてグギギとなります。クソオーダーをクリアしたご褒美は、新しいクソオーダーです。

特にイライラさせるのはトマトです。トマトはいわゆる、特定の場所に落とせば消える系のギミックなのですが、これが物理演算と組み合わさると、また違った苦味が染み出してきます。

例えばキャンディクラッシュでは「この下のを消せば落ちて消えるな」と指針を立てられるのですが、物理演算が支配するポケモンカフェミックスではそうとは限りません。例えば消したところに横から別のピースが流れ込んでくる、狭い通路でトマトと他のピースが詰まるといった状況が現れます。

一方で、こちらもピースを繋げて消す際にバンバン繋げてグリグリ動かせるので、消した後というよりは消すための動きで強引に道を開けてトマトをカゴにポイするみたいな動きが可能です。慣れてくるとポケモンをグリングリン動かして、トマトをカゴに無理やり押し込むゲームになります。カフェとは。

この手のゲームはアップデートにより新たなステージが続々と追加されていくのですが、構造として、それは「新たなクソステージが追加される」とほぼ同義です。プレイヤーは「新しいステージが追加された! このステージはクソ!」と言いながらプレイを続けることになります。

トロとパズルと同じように、ポケモンカフェミックスも一度クリアしたオーダーをもう一度遊ぶことはできませんから逃げ道は無く、プレイする限りクソオーダーからは逃れられません。私たちは何のためにゲームをプレイするのでしょうか。

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