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スイカゲームで思い出すSHOT2048のこと
スイカゲーム。流行ってますね。面白いです。
きっかけが何かは分かりませんが、一度配信者の間で流行るとそれがパパパッとインターネットに広がっていくあたりは、2023年のカルチャーの空気感でありますねという感じです。
スイカゲームはThrees!のブレイクから2048あたりの混沌を経てそこから生まれてきた無数のフォロワーの中の一つという感じですが、私はスイカゲームを遊ぶと必ず頭に浮かんでくるゲームがあります。中裕司さんが開発したSHOT2048です。
SHOT2048はスイカゲームと同じように2048の系譜に物理演算を組み込んだパズルゲームで、多面体のサイコロを撃ち込んでいくことで大きくしていきます。2年ほど前に紹介記事も書いています。
SHOT2048。作った人は逮捕されちゃったんですけど、凄く面白いんですよね。正直スイカゲームより面白い。
スイカゲームのブレイクを見ると、何かがヒットするかどうかって、本当にタイミングと時の運が大きく作用するんだなと思います。
後は画面をパッと見た時の異様さと、その異様さと私たちを橋渡しするための、私たちの感覚に根差したモチーフと表現でしょうか。やっぱり地味な色の多面サイコロをデカくしようというよりは、果物を合体させてスイカを作ろうという方が多くの人に刺さりそうです。それに元はプロジェクターに入ってたオマケゲームという出自も面白い。
何にせよ、SHOT2048も何かのきっかけでブレイクする道はあったのではないかと思います。製作者の逮捕という話題が良い方向に転がって転がって転がり続けていればあるいは…!
ところで今回スイカゲームについて調べてみたら、Switch版が発売されたのがSHOT2048リリースの直前なんですね。数奇な運命。