ゲームを手のひらに押し込めておきたい
スプラトゥーン3のグランドフェスがとても良かったのでそれで何か記事を書こうと思ったものの、書きたい文章にならなかったので別の文章を書きます。
先日Outer Wildsをクリアしました。一年以上前に一度挫折していたのですが、最初からプレイし直して最後まで。面白かったです。
しかしこの文章ではOuter Wildsについて特に深く触れません。
前回挫折した時のプレイスタイルは普通にテレビに繋げたPS4でプレイしていたのですが、今回はiPhoneSEでリモートプレイ+ゲームパッドというまあまあ珍しいスタイルでプレイしました。
プレイしてみて気付いたのは、このスタイルだと画面が小さい分画面酔いしにくいということです。前回は燃え盛る双子星の洞窟で酔いまくったのが嫌気が差した一因でもありました。Outer Wildsが終わったので、今はP3Rのダウンロードコンテンツ、エピソードアイギスをリモートプレイしています。
そうです。この記事は自宅にいながらわざわざiPhoneでゲームパッドを使ってリモートプレイする人の文章です。自宅でリモートプレイするので通信状態は良好ですから、体感する遅延はシビアなアクションでなければ許容範囲ぐらいに収まっています。
iPhoneSEの大きくはない画面に向かって画面よりでかいゲームパッドでカチャカチャやっていると、なんだか妙に楽しいんですよね。いや、楽しいというか落ち着くと表現する方が近い。自宅にいてテレビも空いてるのにわざわざ迂遠なスタイルでプレイする私を、家族は少々奇異の目で見てきますが。
思えば子供の頃から携帯機の方が好きでした。音は基本無音か自分でも微かに聞こえるぐらいの音量。自分の手元の小さい画面で自分だけがピコピコやるのが好きだったんです。世界は狭くあって欲しい。ゲームを手のひらに収まる範囲に押し込めておきたい。期せずしてその欲求が満たされました(元々パッドを買ったのはゼンレスゾーンゼロを遊ぶためです)。
モニターにゲーム画面を映してゲームをするのは、無性に、なんというか、恥ずかしいみたいな気持ちです。今は家族もいるので尚更。Switchも携帯モードでしか使いません。
今は携帯できるゲーム機もどんどん大画面になっていますが、本当は小さい画面のままでいて欲しいのです。Switchの後継機が出た暁にはSwitchミクロみたいなものが出てくれないものか。字なんて読めなくて良いので。
iPhoneとゲームパッドでやるリモートプレイが予想以上に嬉しみがあったので、今度はXbox Cloud Gamingにも興味が出てきています。メチャクチャ金をかけて画作りしたゲームを小さい画面で適当に遊ばせてくれ!
終わり。