名古屋のラジオとそのスターDJ
かつて名古屋のラジオDJで名物といえば私の世代宮地佑紀生だった。
それが2016年6月突然の放送中の暴力事件で降板
それから6年後、2022年3月ZIPFMのジェームスヘイブンスがZIPを去り
ハートFM開局させる。そこに伝説のDJ小林克也と河村市長に加え
周波数取得後の2回目開局イベントでは田原俊彦まで呼んでみせる
長年のラジオDJキャリアの政治力をみせつける
地上波メディアが衰退する中でラジオ業界が
どうやって生き延びるかは、テレビより深刻かつ早い時期から
淘汰と対策が始まっているようだ。
またテレビに比べもともとサブメディア的な立ち位置だから
身軽で変革もやりやすいと思う。予算は豊富でないにしろ。
AM放送設備の維持コストの問題からAM停波はすでに避けられないようで
FM放送化をみすえ東海ラジオは、いちはやくFM放送局になろうとしている
元ZIPのナビゲーターを迎え入れ、トークメインだけでなく
より若い世代に向け音楽紹介を軸にした番組ができるよう
大きく姿をかえた。
ラジコによるラジオ業界全体のネット化推進も始まって久しい
かつてのラジオネオは異例の停波で閉局し
そこで人気DJだった大前りょうすけの、東海ラジオとCBCへの抜擢
次の時代を見据えた動きは始まっている
地上波はネット配信とどのように棲み分けをしていくのか
そのあり方、やり方を模索中ということです。