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自分は変えられる

 大人になるととっくに人格形成も終わって、自分という人間はもはや変わらない。そう思っていないでしょうか?

 明確にそう意識していなくても、無意識のうちにいつもと同じ行動を取り続けているかもしれません。これが”習慣”です。

 前回の記事でも書いたように、習慣というのは変えていくことができます。習慣が変わるということは、日々の行動が変わるということで、その積み重ねでできているのが自分であり、人生なのだと思います。だから自分や人生は変えられるんです。

1.私の変化

 私も数々の習慣を取り入れ、自分の行動、マインド、気分が変わってきたと感じます。
 
 コロナ太りで増えた体重を戻すことができたし、高かったコレステロールの値も下げることができました。

 毎日憂鬱に過ごし、自分を責めがちだったところから、気分が晴れやかになり、職場を離れ新たな仕事に挑戦するという大きな決断を下すエネルギーも手に入りました。その新たな仕事をうまく行かせるにはまだまだ行動が必要ですが、ここまででも以前の自分と比べれば大きな変化です。

 その変化は急にやってきたわけではありません。小さな習慣をコツコツと続けることで、ある時、花開くんです。

2.変わることができるという感覚

 自分を変えていくには、長年信じてきた、自分はもはや変わらないという信念を突破する必要があります。そのために必要なのは、大きなことではありません。なんでもいいから、今までと違う新しい小さなことを毎日やってみるんです。

 行ったことのないお店に入ってみる、食べたことのないメニューを注文してみる、いつもと違うルートで歩いてみる、読んだことのない本を読んでみる。

 どんな小さなことでもいいので、毎日3つの新しいことをして、それを日記に付けます。こうしているうちに、新しいことをやってみることになれ、それが怖くなく、楽しいことだという感覚が少しずつ生まれます。

 これは、メンタリストDaiGoさんの「ポジティブ・チェンジ」という本に書かれていた内容です。私が変わり始めたのもこの本がきっかけだと思っています。

3.新しい習慣づくり

 変われるという感覚が身についてきたら、なりたい自分になるための習慣づくりに入りましょう。

 習慣化のコツは、とにかく小さなステップから初めることです。脳は大きな変化を嫌いますから、少しずつやるのが結局最適なんです。

 そして、たまにその習慣を実践できない日があっても自分を責めないことです。翌日から淡々と習慣を再開します。できれば、自分を責めずに冷静に、実践できなかった原因を分析してみましょう。

 また、私の習慣化の成功と失敗については前回の記事で書いていますので、よろしければこちらも覗いてみてください。

4.おわりに

 現状に不満はあれど、他の道に進んだってどうせたいして良くはならない、だったら今のままでそれなりに頑張ればいい、と以前は思っていました。

 でもそういう人生を後何十年と続けると思うと、私は怖くなってしまったんです。だから少しずつでも自分を、人生を変える行動を取っていこうと思いました。

 変えたい、でも変われないと思う方は、小さな一歩から始めてみていただければと思います。

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