親友の友は親友(というか類友?)

遠く離れた旅行地で、たまたま友人とバッタリ会った!という経験はあるだろうか。旅人というほど旅をしているわけではないが、わたしも何度か経験したことがある。ヘルシンキ在住時代、旅行先のフィレンツェで、ヘルシンキのクラスメイトとバッタリ会ったのだ。

もともと同時期にイタリア旅行をするということが分かっていたため、お互いに「会うかもしれないね」などと冗談を飛ばしていたのだが、事前に彼女は周遊旅行をすること、わたしは2都市滞在型であることが分かっていたので、お互い会うつもりなど全くなかった。つまり、特に示し合わせて会う約束などしていないにも関わらず出会ったのである。

あれはダヴィデ像のある博物館を出て、まさに階段を降りようとした時だった。目の前に見慣れたクラスメイトが立っていたのだ。さらに面白いことにお互い吸い込まれるように見つめ合ったわたちたちは、一瞬怪訝な顔をしてから驚きとともに笑顔になった。あれは忘れられない衝撃的な事件だった。

しかし先日、さらに上を行く事件に遭遇した。Facebookを眺めていたら、なんと日本の幼稚園の頃からの友人が、ヘルシンキの友人と、海外で親友になっていたのである!

全くもって世界は狭いもので、まさかそんなことはあるまいと思う方もいるだろうが、嘘みたいなホントの話である。

遠く離れた友人同士が親友になったとは、何とも感慨深い話であるが、類は友を呼ぶともいうので、これもそういった部類なのであろうか。似たような経験がある方がいればぜひ共有していただきたい。

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