1万円をケチって使用済み中古を買うべきかどうか?という話

新古品、公式アウトレット、割引で購入する方法は様々だ。メルカリやヤフオクなどで中古を買うことも選択肢の一つだし、個人間取引ではなく、古物商から買うという方もいるだろう。

今日考えたいのは、「転売」の危うさが叫ばれる昨今、わざわざ1万円をケチるために安全を捨てて中古を買う意味はあるのだろか?という話である。

新品に近い中古の相場について

安さはリスクと隣り合わせだ。たしかに中古ショップやメルカリなどを利用すれば、めちゃくちゃお買い得な買い物をすることも出来るので、古物商そのものを否定する気はない。

しかし、古物のそもそものメリットは「現在新品が生産されていないものに対して」はあるが、普通に新品が生産されているものに対しては「新品買うよりちょっと安い」かいっそ送料などを考えたら新品の方がよほど安く買えるなんてことはザラだ。それでも中古で売っている業者は見かけるし、半ば詐欺のような「高値で転売」が横行している。

こういった比較的新しく、定価よりも高価な中古の主な利用者は、定価より高くても交通費や宿泊費など、渡航費を考えれば安いと買う地方民がいるかもしれないし、一時的な在庫切れにしびれを切らしてすぐ欲しい消費者であるかもしれない。

しかし、冷静に考えてみて欲しいのが、「現行品の生産は行われている」ということである。やはり、正規で買うべきだと個人的に思うのだ。

メリットは2つある。

・生産者に直接利益を渡すことが出来る。これなくして次の新製品(あるいは存続)はない。

・転売が横行すると需給バランスが崩壊し、生産ラインが破壊される可能性が高いため、正規ルートで買うことで異常な転売を撲滅する

と、定価より高い転売に対しては「撲滅してしかるべし」というお考えをお持ちの方も多いだろうが……今回のテーマは一円でも安く買えるなら中古がいいのか?という問題である。

新品を格安で買うのと同じく、中古にはリスクが伴う。なにかキズがあったり、そもそも偽物かもしれない。

個人的には多少の差しかないなら正規品を新品で買いたい。プライベートブランドが安くあればそれでも良いが、全体的な費用対効果を見て効率的に買いたいと思うのだ。

しかし世間ではほんの数%でもいいから安くしたいと考える人も多い。リスクを承知の上で利用するならば問題ないが、なにも勉強せず、トラブルなしに格安で利用するのは難しいのではないか。

安いものには理由がある。気を付けないとなぁ……と思う私でした。(自戒をこめて。今回は新品買います……)

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