ロゴ作りの裏側大公開。ゴミの中でも輝けるかデザインか?
エシカルジュエリーブランドRINMOを立ち上げて10ヶ月が経ちました。
そしてずっと気がかりだったロゴを12月にリニューアルしました!
私は6年ほどグラフィックデザイナーとして働いてきたので、ジュエリーのデザインだけでなく、ロゴをはじめ、パンフレットやパッケージなど全部自分で行っています。
もともとのロゴマークがこれでした。気に入ってなくはないのですが、絶対もっとブランドを表現できるデザインが他にある、という確信はありました。そしてパッケージを作るタイミングで思い切って刷新しました。
新しく作ったロゴマークがこちら。↓
自分らしくもあり、RINMOらしくもあり、とても気に入りました。
絶対貫きたいこと
ロゴ自体にRINMOの想いを込めるため、まずはこのブランドをやる上で絶対ぶらせないこと、貫きたいことを考えました。
ロゴのモチーフに悩んでいる方がいたら、「絶対貫きたいこと」を考えるのは1つの手かなと思います。
近頃会社やブランドを作る上で必要とされるビジョン、ミッション、バリュー、パーパス、、、私も何度も勉強したけど、結局覚えられません。実際何を考えて良いかわからないというブランドさんも多いです。
なので一つ「絶対貫きたいこと」を考えてみると、ブランドをする上でも、その後の様々な選択がしやすくなると思います。
私の場合は1つしかないので3秒で決まりました。
RINMOが取り組んでいるテーマ「素材を輪廻(りんね)の輪に戻す」です。
ブランド名もここからきています。
輪廻の「廻」という漢字が造形的にも面白いし、意味も「回す、循環させる」という意味があるので、RINMOを表現するのにぴったりだと感じ、これに決めました。
自然の強さをモチーフにすることが多いので、有機的な曲線を使いながら、一目でRINMOのモダンでひと癖あるプロダクト自体のデザインが連想できるようなロゴを目指しました。
ゴミの中でも輝ける造形か?
「そのロゴが入ったTシャツを着たいか?」
をロゴのデザインが良いかどうかの判断基準にしているというデザイナーさんの話をどこかで聞いたことがあります。
ロゴ入りのTシャツはあまり好みませんが、このロゴはTシャツにしてもかっこいいと思えたので完成にしました。
プロダクトの場合、自分は「ゴミの中に置いてもそれが美しいと思えるか?」を一つの基準としています。RINMOのジュエリーも、例えゴミの中に置いても輝ける、と思えたデザインのものを製品化しています。
相棒の完成
無事にロゴが完成。しばらくは変えないと思うので、愛着が湧きそうです。
クライアントさんがいる場合は、ここから細かい調整をしたり、バリエーションを増やしたり、もっとしっかりモックアップを作ったり、デザインのマニュアルを作ったりするのですが、自分のブランドなので省略。
ブランドを始めた時から悩んでいたパッケージも、年内には間に合いました。
ベロア調のグレー生地にロゴのエンボス。かわいいです!
このパッケージの制作裏話は次回書きたいと思います!
最近リニューアルして頑張ってるオンラインストア
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