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それは学者がやっといて。

まちづくり、やイベント運営なんかについて話を聞かせてほしい。できれば実践したい人たちが集まるので。という趣旨の話をいただいたので話してきたときのこと。

こちらの話を一通り終えて、ざっくばらんに質問に答えるターン。イベントの企画立てから開催資金、運営方法、継続開催、コミュニティビジネスとボランティア、まぁ、いろいろお題が出ては答えていきましたよ、できるだけ分かりやすく。

でね、最後「いい話聞けてよかったありがとう」的なご挨拶いただいて締めたんですが、多分この人たちは話聞いて終わりなんだろうな、と思いました。やりたくない・やらない理由を探すのは、意外と簡単で、実はそれをつぶして消すのも簡単な場合が多いんです。

例えばお金が集まらない。運営するメンバーが足りない。ニーズがあるか分からない。まぁそりゃ不安要素だよね、とは思います。ましてやった事のない分野なら尚更。

だから勉強したいんですよ、話を聞きたいんです。←これも分かる。知ることは大事。

でもね、いくら知識を増やしても動かなければ、動かないんですよね。そう一歩も動かないんです、一歩も動かなければ。

誰かに背中を押されて動くこともありますし、それはそれでいいことだと思います。そっと押したげることもドーンと突き飛ばすこともあります。相手を見てね、誰かれなく、はしません。

イベント観て、ライブ観て、お店で食べて、「これしたい」も良いんですよ、それで動ける人なら。調べたり、準備したり、調整したり、要らない。それはそれでアリです。
ただし。勉強だけしたい人、理由を知りたいだけの人、ほんとマジで本買って読んどいて。って。
学者先生なら、それなりフィードバックあるんで、それはそれで良いんです。
現場にも、業界にも、社会にも影響を与える気がないなら、それはもう時間の無駄です。

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