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おしゃべり好きな息子。ほんやくコンニャクがほしい。

息子、3才8カ月。
最近では、真似をして少しずつ単語が言えるようになってきました。
息子は動物が好きで、3才になった頃くらいから、動物の名前はよく覚えていて指差しは上手にできていました。最近は、いくつか動物の名前を言えるようになりました。
しかし、9割は宇宙語。相変わらず、東南アジア系の異国の子のように、宇宙語でぺらぺらおしゃべりしています。その言語が存在するかのようにペラペラ流暢に話しているけれど、何をおしゃべりしているのかさっぱり分からない!
ドラえもんのほんやくコンニャクがあればいいのになといつも思う。


ゆるーくやっているトイレトレーニングも継続中で、おしっこに行きたい時は、
「しーっこ いく たったったっ」
と言って教えてくれます。あまりに可愛くリズミカルに言う「たったった」には何の意味がこめられているのか謎。

療育で配膳や下膳のお手伝いをするのが大好きな息子。家でも食後は、自分の食べたお皿やスプーン等を一つずつ台所の流しまで持っていきます。
お皿に残したおかずが入っていて、それ持たせたらこぼすだろうなと思い、こぼれるから持って行かなくていいよと、持っていくのを止めさせてしまうと、ぎゃーと癇癪に繋がってしまう。やらないと気持ちがおさまらない。残したおかずは別の皿にうつし、空にしたお皿を渡して、持って行かせるようにしました。

自分の中のルーティーンがあって、決まった流れで生活していて、順番が違ったり、それができなかったり、いつもと違っていると、ぎゃーとパニックや癇癪に繋がってしまう。なかなか厄介な場面もあります。

最近療育で教室が変更になりました。4月から使ってきたのとは違う場所の教室になり、それに伴い下駄箱も入口も変わりました。
息子、大パニック。大号泣。
駐車場から下駄箱や入口に行く途中で歩いてくれず、抱っこを求め、下駄箱についたら、いつもと違う環境に戸惑い、大泣き。床に転び後頭頭を打ち付ける。泣きながら何かを訴えているけど、分からない。
あぁ、やっぱりドラえもんのほんやくコンニャクがほしい。
でもしばらくすると、大泣きしながらも、自分で靴を脱ぎ、教室に入り、リュックサックを棚に片付ける息子。
息子なりに、葛藤しながら一生懸命頑張っているなぁ。小さな背中に最大限のエールを送るしかできない無力な母。笑顔で登園できるようになるのはもう少し時間がかかるかなぁ。

でも自分の中に「これをする」っていうのが入ってしまえば上手にやることができるので、それは息子の強みでもあると療育の先生は言ってくれました。

生きていたら、イレギュラーなことなんてたくさんあります。寧ろ人生なんてイレギュラーなことだらけで変化の繰り返しです。
今と同じ場所で、同じ先生や友達と、同じ生活をずっと続けていくことなんてできません。クラスは一年毎に変わっていくし、学校だって小学校や中学と場所も環境もガラリと変わります。変わる度にパニックになり、それを受け入れ、また一から慣れていかないといけない。
息子よ、なかなか大変だな。この先もいっぱい試練があるだろう。
でも大丈夫、母ちゃんも一緒にとことん付き合うから、大丈夫や、安心しー!




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