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おばあちゃんの入院

息子はおばあちゃん(私の母)が大好きです。
単身赴任という名の絶賛別居中で、実家暮らしの私と子ども達。私の育児をいつも助けてくれたのは母でした。下の子が生まれてからは、朝の着替えや夜ご飯の食事介助などは、おばあちゃんが息子のことを、私が娘のことをするようになり、さらに息子はおばあちゃんにべったりに。買い物に出かけた時も、娘は私が抱っこし、おばあちゃんが息子と手を繋いで歩いていました。それが習慣になってしまったのか、買い物に出かけ時、たまに私が息子に手を繋いで歩こうと声をかけると、「イヤー」と素敵な声量で拒否られること度々。朝起きて寝室からリビングに行くと、おばあちゃんのところへ行き抱っこしてと手を伸ばす息子。朝イチのおしっこも、私でなく、おばあちゃんと行きたがります。
あまりにおばあちゃんっ子になってしまい、いつか実家を離れて暮らす時、大丈夫だろうかとやや心配。実家や母に負担かまくりなので、実家を出ないとと思っていました。実は、別居中にも関わらず、新居を立てたトンでも夫婦。いつ引越しようかまだ悩み中で、この話はまた今度!

そんなおばあちゃんに病気が見つかり、今病院に入院しています。昨日が、手術でした。
病名は癌です。
おばあちゃん不在の生活は、子どもが生まれてから初めてです。息子が生まれる前から、ずっと一緒に暮らしています。
初めてのワンオペはなかなか痺れる毎日です。息子がでっかい癇癪を起こしませんようにとヒヤヒヤ。いつも育児家事をたくさん手伝ってくれて、息子の癇癪の時にも助けてもらいまくりで、さりげなくフォローしてくれていたことがたくさんあったんだと改めて気づきます。

最近、ばぁばと言うようになった息子。息子の宇宙語の中に、時々、ばぁばばぁばというワードが出てくるので、突然いなくなってしまったことを不思議にそして寂しく思っているのかなぁ。ばぁばがいない生活がこのまま長く続くと、息子の気持ちが不安定になったりしないか少し心配。


自分のお母さんは、ずっと元気でいるんだと勝手に思っていました。まさか病気になるとは、思ってもいませんでした。
でもそれでも、病気は良くなると思っている私がいます。

あまりに突然病気が見つかり、あれよあれよと慌ただしく入院手術になりました。
コロナで病院の面会は一切できません。大きな手術をしたのに、病院に一人きりです。不安だろうなと思います。お母さん、心配性な性格なので特に。実家の愛犬と孫達の可愛い写真をメールで送って少しでも気持ちが元気になってくれたらなと思います。普段照れ臭くて言わなかった感謝の気持ちをここぞとばかりに伝えてみようと思います。

人生いつどこで何があるのか分からないなと改めて感じます。
今ある毎日は決して当たり前じゃない。
家族皆が元気でいつも通り暮らせることは、とても幸せなことなんだと、改めて感じます。

どうしても普段忘れがちになってしまっていたけれど、母がたくさんフォローしてくれていたことに、その思いに、感謝してもしきれません。息子の癇癪が頻発してた頃、悩ましい育児が続き、母の助けなしでは乗り切れなかったと思います。
でもこれからは母に負担かけないように頑張らねば。


今日も皆さんにとって笑顔溢れる1日になりますように!


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