不妊治療苦戦。4回陰性が続いた原因。
凍結している受精卵を移植をするも、陰性続き。
毎回妊娠検査薬は真っ白白。
かすりもしない。
受精卵のグレートはAAやBAなどの良いものを移植しても陰性。
アシステッドハッチングという孵化補助術をして、完全に孵化した胚盤胞を移植しても陰性。
今回の治療で前回と一つ違うのは、育児をしながらの治療ということ。
前回は、治療のみに集中しのんびりやっていましたが、今回はまだ7ヶ月過ぎたばかりの息子がいる。別居中なため、ミルクや離乳食、お風呂も全て私一人で、昼寝や夜の寝かしつけも抱っこで、30分以上抱っこすることもありました。移植した日の夜の抱っこが身体に負担になってたのかな、ホルモン補充周期での移植で、膣錠を入れた直後にタイミング悪く息子が泣いてしまう時があり抱っこしていたから薬が出てしまったのかな、そんな心配をしながらの治療でした。
3回連続陰性が続くため、EMMA(エマ)検査とALICE(アリス)検査をしました。
子宮内膜の乳酸菌の割合を調べるエマでは、低い数値が出たので、乳酸菌の膣錠を1ヶ月程使用して次の移植をすることになりました。
内膜に存在する細菌の種類を調べるアリスは異常なしの結果でした。
乳酸菌の膣錠の効果に期待しながら、4回目の移植を行いましたが、やはり陰性。
かすりもしない陰性でした。
息子を授かったのは奇跡だったんだろうなぁ、二人目は難しいのかもしれない…と落ち込みましたが、諦めるという選択肢は私の中には全くありませんでした。
4回陰性が続き、先生も難しい顔をしていました。
アリス検査で細菌がなく異常なしという結果がでても、子宮内膜炎がある人もいるそうで、慢性子宮内膜炎検査(CD138検査)を受けました。
すると陽性の結果が出たため、抗生物質を内服することになりました。
エマ検査で乳酸菌の割合が低かったので、膣錠だけでなく、ラクトフェリンも内服することにしました。
ラクトフェリン内服は継続、抗生物質は内服し終わり、その後再度CD138検査をし、陰性になったため、5回目の移植を受けました。
5回目の移植で妊娠することができました。
私の考察ですが、
子宮内膜炎が原因で着床しにくかったのかなと思いました。
また、私は元々便秘で腸内環境も良くなく、エマ検査でも低い数値が出たので、子宮内の環境も同じく良くなかったのだろうと思います。
私は、抗生物質を内服すると善玉菌もやられてしまうのか腸内環境が悪化し、毎回お腹の調子が悪くなっていました。しかし今回ラクトフェリンを内服していたので、お腹の調子が悪くなりませんでした。ラクトフェリン内服が、腸内と子宮内の環境改善に良い効果があり、着床しやすい環境になったのかなと思いました。
陰性が続く場合は、内膜炎の検査を是非受けてみてください。また、ラクトフェリンは飲んでも害はないので、着床しやすい子宮内環境を整えるためにも、妊活中は内服をした方が良いのかなと思いました。もちろん主治医の先生に相談してからですが。
二人目の不妊治療を再開して1年。5回目の移植で、妊娠することができました。
さて、何も知らない旦那様にはいつ報告しようか。サプライズにも程がありますが、喜んでくれるだろうか若干の不安も感じながら、報告するタイミングを考えていました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?