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息子の将来を考える。闇に落ちる夜。

息子3才5ヶ月。
食事、トイレ、お風呂など、現在もほぼほぼ全介助です。
1才過ぎて自分でいろいろやりたがる時期にも、自分でやりたい欲がほとんどなかった息子。基本、やってくれるのを待つスタイル。

手先が不器用なのもあるのか、スプーンやコップ飲みも、一緒に持ってやってみても、なかなか上手くできません。紙パンツとズボンは自分で脱げますが、それ以外の着脱は要介助。
トイレは、朝イチのおしっこのみで、日中トイレに行きたがる時はありますがだいたい不発で、宇宙語でおしゃべりしながらトイレを楽しんでいるだけで終わります。

まだまだ手がかかる息子。1才になった娘の方が上手にコップ飲みができるようになりました。お兄ちゃんができないことを妹ができるようになるのを見ると、とても複雑な気持ちになります。
息子は、この先、どこまで自分のことができるようになるのかな、そんなことを考えていると、どんな人生を歩んで行くんだろうかと、遠い未来の心配まで出てきてしまう。
夜は闇に落ちるスピードが早い…。

別の方の記事で、重度の知的障害のある自閉症のお子さんを、大人になっても親がずっと面倒を見ていくことはできないので、将来いつか施設に入ることになる、そんな内容の話を読みました。現実的な話だけに、切ない気持ちになってしまいました。

まだまだ甘えん坊で可愛い息子は、どんな少年に、どんな青年になっていくんだろうか。全く想像ができない。
学校卒業して、就職して、一人で生活して、好きな人と出会って結婚して、そんな普通の人生を送ってほしい。でもそんな普通の人生を送らせてあげることもできないかもしれない。
息子には、ただただ申し訳ない。

そんなことを考え、あっという間に闇に落ちていく夜。


夜は深く早く闇に落ちてしまうので、考えるなら昼間にしよう。
今考えてもどうしようもない心配は、今はしない。その時が来たら思い切り考えよう。
そう思うものの、時々闇に落ちてしまいます。

息子の笑顔を守ること、そして、好きなことや夢中になれることを一緒に見つけること、これが私のミッション。それを見失わないように、毎日を楽しく笑って過ごしていけたらなと思います。癇癪に疲れ、疲労困憊でヘトヘトの日もあるけれど、それも含めて楽しい良い1日だったなと思える心のデカイお母さんにいつかなりたい。

こんな闇に落ちた夜、隣で寝る息子は可愛い寝顔で寝っ屁するという。笑わせてくれる息子。何て親孝行な息子だ、ありがとうね。

悩ませてくれるのも息子だけど、笑わせてくれるのも息子。たまに「ありがとー」と言う息子。いやいや、ありがとうを言うのは私の方だよ。いつもありがとう、息子よ!

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