もっともやるべきことにエネルギーを集中しているか?

若いころは徹夜などの無理をしても少し休めば体力は回復していました。
40代後半になった今はどうでしょう?

無理をすると体力が回復するまでに最低2日はかかります。
無理をした翌日はほとんど使いものになりません。ただ息を吸って吐いての繰り返しです。自分がどこにいるのか、何をやっているのかもよくわからなくなります。ただただ惰性で過ごしてしまいます。

今になって、自分の体力には限界があるということを知りました。
だからといって体力を抑えて生活するのも少し違います。体力を上げようと努力することは必要ですが限度があります。

ではどうしたらよいか?
自分のエネルギーを最も必要なことに費やすということです。
無理をしたら体力が回復するまでに時間がかかると書きました。
では、その無理をしたことは自分にとってもっとも必要なことだったのでしょうか?
必ずやらなければいけないことだったのでしょうか?

エネルギーをセーブするのではなく、エネルギー量を上げるのでもなく、
エネルギーの向かう先を正しく選別するということです。

自分のエネルギーには限界があります。限りあるエネルギーをどこに使うか?ということにもっと注力しましょう。

そしてこれは自分だけの問題ではありません。組織においても同様のことが言えます。

組織のエネルギーは正しい方向を向いているでしょうか?
組織のエネルギーが意味のないところに注がれていないでしょうか?

自分だけのエネルギーならば自分自身の意識の持ちようで方向を変えることはできます。
しかし組織は様々なメンバーが所属しています。すべてのメンバーが同じ方向を向くことは難しいかもしれません。でも、大きな方向性はみんなが同じ方向を向いていなければなりません。
そのために何をしなければならないか?
それを考えるのがリーダーの役割です。
組織がどの方向に進むのか?
組織全体が同じ方向に進むために何をしなければならないか?
リーダーはそのことを必死に考えて行動しましょう。

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