サンチェス下田

焼肉業態の企画開発しつつ、「日本酒変態倶楽部」というオンラインサロンを運営。 日本酒や肉、ペアリングなどを軸に他のレストランやシェフとのコラボイベントも行う。 低温調理×日本酒の完全会員制レストラン29ONの元総支配人。 元立ち飲み屋店長、元スイーツ屋、元イタリアン弁当屋。

サンチェス下田

焼肉業態の企画開発しつつ、「日本酒変態倶楽部」というオンラインサロンを運営。 日本酒や肉、ペアリングなどを軸に他のレストランやシェフとのコラボイベントも行う。 低温調理×日本酒の完全会員制レストラン29ONの元総支配人。 元立ち飲み屋店長、元スイーツ屋、元イタリアン弁当屋。

最近の記事

角打ち物語③ 「十四代」と「飛露喜」

前回までのnoteでは、角打ち業態をオープンした僕が、”焼酎ブーム”→”日本酒軸”への変遷をご紹介したが、今回は”日本酒軸”に掌返しした僕らが出会った元祖プレミアム日本酒「十四代」と「飛露喜」について触れようと思う。 当時のブログから読み解く「十四代」と「飛露喜」その当時の僕のブログを見てほしい。割と生々しい記述で「十四代」と「飛露喜」を表現している。 味わいなどの表現は、この時期にどうやら身につけたものらしい。現在も使いまわしている表現が結構出てきて、自分でもびっくりする

    • 角打ち物語② 日本酒との邂逅と市場

      伝家の宝刀!掌返し時は2007年。 焼酎を買い集め、売らない酒屋に頭を下げ、とにかくリッチなラインナップを作る。そんな辟易し、疲弊する行為を焼酎ブーム最高潮の時にやめようと決意した。 お酒を造る人、お酒を売る人、それを紹介する人、それを飲む人、この4つのバランスが均等でないと、造り手の意図は歪んで飲む人に伝わるし、売る人のパワーバランスが大きくなると、いい酒なのに悪いイメージが付いたりする。 焼酎に関しては、その当時完全にバランスを欠いた市場であった。だからその歪な勝負を放棄

      • 角打ち物語① 焼酎ブームの最中に

        立ち飲みブームとは?2004年頃、恵比寿を中心に巻き起こった立ち飲みブーム。今では「バル」という言葉は一般的だが、16年前くらいに恵比寿を中心に「スペインバル」という業態が乱立していた。 スペインやイタリアでは、街角に一つ必ず立ち飲みのバー(バル)があって、昼間はコーヒーや軽食、夜はワインに気軽なつまみが安く食べられて、サッカーなんかも店内の画面で観戦することができる、そんな業態。 コレを日本にも、ということで少なくてもその当時恵比寿には20店舗くらいそんなおしゃれなバルがあ

        • サンチェスと私

          きっかけは些細なことだった。 それがこんな広がりを見せるとは思いもよらなかった。 当時FCバルセロナに所属していたチリ代表のサッカー選手「アレクシス・サンチェス」。僕は彼のプレースタイルが好きだった。 顔も濃いテイストも一緒だし、こうなったらいい年こいて髪型も真似てやれ、と彼の写真を美容室に持っていき、彼のような刈り上げをしていた。 それだけの話だ。 ↑アレクシス・サンチェス   画像引用:https://web.ultra-soccer.jp/news/view?ne