オンラインのコワーキングスペースに参加してみた
今月の初めてシリーズそのいくつか目。
オンラインのコワーキングスペースに参加。ちょっとその時のことをリポートしてみようと思う。
今回のものはRemoというサービスを活用したもの。
ちょっとワクワクな展開もw
テレワーク発展の裏で
自宅仕事が続いていて、会話相手が家族だけという人は多い。私もその一人だ。「大変・退屈」ということはないのだが、(子供のおかげで毎日何かしらハプニングは発生するので)ほかの人から何か情報を摂取するとか、「へぇ~」と思うことが聞けるとか、そういった刺激がなくなってしまっていた。要するに、会話に飢えていた面が少なからずある。
このオンラインのコワーキングスペースというか、軽いノリで参加すれば誰かしらと話すことができるという試みは、いくつかの団体が着手していて、何個かチェックしてみてはいた。今回そのうちの一つにアクセスしてみたのである。
Remoとは
「Remo」は、一か所に多くの人が集まるという点ではzoomに似ている。けれども、その中の個別のテーブル(というか部屋)に入ることでビデオ通話がスタートする。
Remoのメイン画面の一部はこんな感じ↓
(Remoホームページより抜粋)
ここに入って会話を楽しむわけだ。部屋ごとに名前をふることができるので、あらかじめテーマなどを記入しておけば、どんなネタでメンバーが話しているのかが分かったうえで入室することができる。
コワーキングスペースとして使う上でユニークなのは、会話部屋と集中部屋を分けることができることだろう。ちょうど図書館の閲覧室や自習室のノリである。「仕事で集中したいんだけど、一人だとだらけちゃうから誰かといたい。でも常にしゃべりたいというわけではない。」こんなワガママな要求をかなえてくれるシステムだ。
実際に参加してみて
とはいえ、今回参加したオンラインコワーキングスペースでは、ずっと話しっぱなしだった。
「ライターとして何書いてる?」「どうやって仕事見つけてる?」「自分アピールが難しい」「海外行ってみたい」「動画編集面白いよ」「経験してないことでも記事って書けちゃう」「ブログのPVが上がらない」「モチベーション維持の秘訣は?」などなど、ついつい聞き入っちゃったり、興味深い話ばかりだったのだ。やはり、他の人と関わるのって面白い。
次の一手として、こんなことやってみようかな、なんてアイデアもわいてきた。
終了間際に声をかけられた
今回の企画は、まだ主催側が実験段階だったこともあり、時間制限のあるものだった。複数人で話をしていたら、あっという間に時間は過ぎてしまう。残念ながらお開きの時間になってしまった。
そこで退室に手間取っていたら、同じ部屋で会話していたTさんが声をかけてきた。「サンチェスさんってドイツにいるんですよね?もう少し話聞かせてもらってもいいですか?」
「もちろん」と答え、そして軽く2時間ほど話し込んだのだが、なんとなくお互いに励ましあう会のようになった。
個別トークで使ったツール
どこで話す?となり、お互いGmailアドレスを持っていたこともあり「Meet」を試していることにした。
(Gmailの左から無に注目するとMeetの項目が増えているはず)
これも、コロナ特需で注目を集めているビデオ会話ツールの一つ。もともとビジネスツールだったのだが、一般向けにも公開されている。
これも初めて使ってみた。
特に不便を感じることもなく、スマートに会話を始めることができた。ブラウザ上で完結するので、アプリのインストールも不要。今後利用は増えていくだろうな。
オンラインコワーキングまとめ
zoom飲み会もそうだったけど、画面越しに空間を超越してコミュニケートできるのはうれしいし、楽しい。特に海外にいる人間は、なかなか日本には帰れないし、集まろうと思ったら日程チェックやら居酒屋予約やら大変。その点、気軽に画面上で顔を見て話ができるのはかなり楽である。
コワーキングスペースとしての活用も、モチベーションを複数の人間と維持するって面からみると、それすらも距離を超越して同じ空間を共有できる、自宅がバーチャルな空間に一変するというのは面白い。
今後も活用していこうと思う。