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F1のシーズン終了とベッテル
F1の2020シーズンが終わった。コロナの影響で、集客は最小限に押さえられ、開催場所もイレギュラーだったが、なにはともあれ終了した。今日はちょっとこのモータースポーツと、あるドライバーをメインに書いてみようと思う。
私とF1
F1を見だしたのは、セバスチャン=ベッテルがトロロッソで優勝したあたりだっただろうか。
その後ベッテルはレッドブルに移り、無敵の4シーズン連続チャンピオンを達成した。
その後、フェラーリに移籍したが、なかなか自分の力を発揮できず、今季でフェラーリとの契約も終了と相成った。
ベッテルがフェラーリで格闘していた時期は、F1の変革期でもあったと感じている。
KERSの導入で、F1のコンストラクターはエンジン・空力デザインに加え、バッテリーとその制御にまで手を出さないといけなくなった。V10エンジンが廃止された時点で、ただパワーを出せばいい時代は終わり、ニューウェイの時代に空力デザインが大手をふり、今ではPU供給メーカーの天下。などと。
セバスチャン=ベッテル
F1では当初からレッドブルと契約していたが、デビューはBMWザウバーという異色の経歴の持ち主だ。
2007年にデビューし、第6戦から第8戦までマシンを駆った。デビュー戦でいきなり8位入賞と周囲の度肝を抜かせている。当時はまだ19歳だった。第11戦からトロロッソのレギュラードライバーとして参戦。第15戦の日本GP では一時ラップリーダーを獲得し3位まで順位を上げた。(その後クラッシュでリタイア)第16戦の中国GPで4位を獲得。表彰台まであと一歩だった。
2008年はフルでトロロッソ。第14戦のイタリアGPで当時最年少でのポール・トゥ・ウィンを達成。予選が1位なら決勝でも優勝。しかも、初の表彰台はいきなりのてっぺんだった。この記録を手土産に、翌シーズンからレッドブルで活躍することになる。
レッドブルでは、2010年シーズンから2013年シーズンまで、4年連続のワールドチャンピオンを達成。今のハミルトン同様に、無敵だった。
ベッテルのこれから
ベッテルのすべてを知っているわけでもないし、ドキュメンタリーを見たわけでもないけれど、
私はベッテルが好きだ。
けっこうわがまま王子なところ。
気に食わないと、平気でブチギレちゃうところ。
でもドライビングはとてもスマートで、あまり無理をしている感を見ている側に与えないところ。
そして、やはり表彰台のてっぺんがよく似合う。
フェラーリは名門だが、やはりベッテルとは合わなかったのかなと感じる。来季はアストンマーチンに所属することが明らかにされている。もともとイギリスが大好きなベッテル。うまくやっていくんじゃないだろうか。
最後に
F1は、「マシンが正義だ」と言われて久しい。
しかし、ドライバーそれぞれの個性、ピットのスタッフの個性がもろにでる、ある種チームスポーツの趣もある競技なのだ。
王者ハミルトンにも人間っぽいところはある。
ベッテルの復活が、またドライバーに注目を集めるきっかけになったらおもしろい。
応援してる、ベッテル。
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