ハンドボールという競技、そしてそのコーチ。
Intro
こんにちは。サンチェスです。
今年の夏に以下の事業を開始したのですが、
ものの見事に、今年は参加者がゼロでした。
Orz
しかし、ハンドボールの1ファンとして、そして日本のスポーツの未来に可能性を感じている者としては諦められないわけです。
来年以降も継続して募集していきます。
プログラム内容
大まかにこのインターンプログラムについてご紹介します。
名称:ハンドボール コーチ育成インターンプログラム
対象:29歳までの方。性別・学生・社会人経験の有無などは一切関係なし。将来、ハンドボールのコーチや指導者になりたいと強く思っている方全て。
スポーツ:ハンドボール 未経験でもいいですが、選手としての経験があったほうがベターです。
内容:ドイツ・ライプツィヒ市にあるプロチームの下部組織(U19およびU17)にて、現役コーチや監督につきっきりで練習に参加します。チームに用意されているインターンプログラムをベースとしますが、個々人の希望に沿った、またチーム事情に合わせたプログラムを毎年改定します。
サンチェスの支援内容:インターンプログラムチームとの交渉・滞在中の家探しとその賃貸契約交渉・ドイツでの生活についてのレクチャー・緊急時対応
期間:6ヶ月~12ヶ月
事業背景
日本のスポーツ界は、長らくプロ野球・Jリーグサッカー・オリンピックスポーツ・学校の部活といった枠で論じられてきました。しかし、スポーツというものはそういった枠にはめられたものではなく、もっと自由なアクティビティであるはずなのです。
筆者は、いまドイツに住んでいます。サッカー、バスケ、ハンドボール、スキー、ボートなど、ドイツのスポーツ選手は分野を問わずあちこちで活躍しています。
なぜか。いくつか理由はあるのですが、筆者は以下のポイントがドイツスポーツ最大の利点ではないかと考えています。
それは、Sportverrein(シュポルトフェアライン、地域のスポーツクラブ・チーム)の存在です。どの都市、町、村にも、ドイツではこういった地域のスポーツクラブがあります。特定のスポーツに特化しておらず、利用者は多彩なプログラムの中から選択できて、定期的にそのスポーツにふれることができます。ケースによっては1つのプログラムにいくつものスポーツが組み合わされていることもあります。
これにはいくつかのメリットがあり、例えば、
「幼稚園生や小学生は、早くから自分の友だちや年上の子たちがスポーツをしている姿を目にすることができる」
「たとえプロを目指さなくとも、20代でも30代でもスポーツと触れ合える」「専門コーチやスポーツ関連医の職が確実に確保される」
「チームを観察することで有望な選手を早くに選定できる」
といったことが挙げられます。
私は、日本のスポーツ普及や生涯健康の鍵は、こういった地域に根ざしたクラブチームにあると考えています。
その入口として、日本において発展途上(言い方が悪くて申し訳ない)にありまた今後急速に広まっていく可能性のあるハンドボールを通じ、ドイツのスポーツ文化を日本の指導者の卵の方に触れてもらいたいというのが、本プログラムの主眼なのです。
興味がある!という方はぜひ下記X(Twitter)のアカウントにDMなどご連絡いただければ幸いです。
連絡先
https://twitter.com/hr3che
サンチェスでした。