夏の月・蚕豆・五月晴・涼し460-0/21Ⅳ
オレンジの丸雲の上夏の月 暦
きのうは十五夜だった。
蚕豆や塩茹では甘酒の味 暦
ぱめらちゃんからもらったソラマメはさんとすさんが塩茹でしてくれた。何度食べても甘酒の味がした。そう言えば、インスタントコーヒーも納豆の匂いがする。
莢が空に向かってつくためこの名がある。また、莢の形が蚕に似ていることから蚕豆という字をあてることもある。茹でたり、莢ごと焼いたりして食べる。 (「きごさい歳時記」から)
屋根工事「あゆむ」と呼ぶ声五月晴 暦
堰を挟んでお向かいの家の屋根にのぼって作業している。若い職人のようだ。
水晶の猫の目涼し窓辺かな 暦
猫が窓辺にいる。目を横から見ると透きとおったガラスのようである。窓辺に風がはいってきて気持ちがいい。最初「水晶のような猫の目窓涼し」と詠んだ。「ような」を削って、「窓辺」に変えた。猫の目も涼しそうだし、窓辺も涼しい。
異存・難色の発声(4回でアウト)
アウトだった。夏至が過ぎたというものの、日没時間がきのうより遅くなっている。場所とかにもよるのだろうか。いずれにしてもなんかうれしい。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?