カップのはなし1(タロットリーディングのための)
今回からカップ(聖杯)のカードです。梅雨時期にぴったりの水のエレメントでございます。
カップの1に関しては「はじめのはなし」を参照ください。
ではカビカビは嫌だけど、しっとりウェッティに進めてまいりましょう。
いつもの通り、肩の力を抜きリラックスして、今この時はカードにだけ集中してレッツ!タロット
カップ(聖杯)2,3,4
☆カップ2
それぞれカップを手にした男性と女性がいます。
男性は黄色っぽい服で頭にはバラの花冠を、女性はクールな色使いの服で月桂冠を被っています。
2人の間には羽のある赤い獅子と杖に絡む2匹のヘビが(カドゥケウスの杖)。
背景には緑なす丘と家が望めます。
シンボリックな方面から注釈を入れると、「バラ」は情熱、「月桂樹」は勝利、「黄色」は明るさ・高揚、「水色」は理知的、「白」は純潔・純粋、「カドゥケウスの杖」は平和・商業・伝達などの意味を持ちます。
⌘ 恋愛。愛情。人間関係。結婚式。心の交流。儀式。取り引き。契約。
☆カップ3
3人の女性がカップを掲げ踊っているようです。女子会みたいですね。背景には葡萄やかぼちゃなどが描かれています。
さて彼女たちは何をお祝いしていると思いますか?
彼女たちはどのような関係でしょうか?
⌘ 喜び。お祝い。物事の成就。家族。深い絆。楽しい時間。良いものを得る。
円満な人間関係。
☆カップ4
木の下に腕を組み胡座をかき座る男性ひとり。
その前には3つのカップが置かれています。
目を引くのは突如にょっきりと現れたカップを差し出す手ですかね。
さて、このカップの中には何が入っていると思いますか?
液体で無くても良いです。有象無象にとらわれず自由に考えて見て下さいね。
⌘ 躊躇い。距離を置く。自分の考えに固執する。リスクをとらない。新しいことへの挑戦をためらう。片思いされている。
毎回のことですが、リーディングに正解はありません。世の中不変のものなど無いので。
同じカードでも今日と明日、朝と夜、晴れと雨では違って見えたりするのです。その時その時でカードが伝えようとしてくるメッセージも違うのです。柔軟に自由にカードを読みましょう!
さぁ本日もこの辺でお暇いたしますね。
最後までお付き合い下さってありがとうございます。