ワンドのはなし2(タロットリーディングのための)
お久しぶりです。
日本列島梅雨突入の今日この頃、全く梅雨とは縁遠そうなワンド(火の性質)の解説をシレッと続けていきたいと思います。
ワンド(棒)5,6,7
☆ワンド 5
いつもの通りじっくりカードを見てみましょう。
それぞれに棒を手にした若者が5人描かれていますね。
一見、喧嘩しているようにも見えますが、皆好きなほうを見ているし、棒を打ち付けあっているようでも無い。
何というか、やりたい事は色々あるけどまとまってないとか、喧々諤々で意見は出るけど方向性が定まらないとか。
やる気だけの空回り、とかね。
さてこの若者たちは何をしているところだと思いますか?
彼らの関係性は?
⌘ 競争。ポジティブだがまとまりがない。混乱。協力・協調する事を学ぶ必要性。
☆ワンド 6
まず目に入るのは、馬上で赤いマントに月桂冠を被り月桂樹の飾りのついた棒を持つ青年の姿ですね。彼の周りには同じく棒を持った人達がいるようです。
ちなみに月桂樹は「勝利」のシンボルです。
さて彼はどのような戦いをしたのだと思いますか?
彼が手に入れたものとはなんだと思いますか?
⌘ リーダーシップ。勝利。成功。昇進。自信を持つこと。組織を引っ張る。
☆ワンド 7
高い所に陣取り、棒を手に多勢に無勢で戦っている人物が描かれていますね。
彼の足元を見てください。靴が左右で違っているようです。余程のエマージェンシーだったのでしょうか。
ワンドの6からの繋がりを考えるとこれはいったいどうした事でしょう。
さて、あなたには彼の表情がどう見えますか?
彼は何をしている、若しくは何をしようとしていると思いますか?
⌘ 過剰なエネルギー。孤立無援。解決しなければならない多数の問題の存在。多忙。今後に備える。
さてさてそれでは本日はこの辺で店仕舞いにいたしましょう。
ちなみにワンドの5,6,7とも背景は真っ青ですね。「青」は色彩心理やシンボル的な意味としては冷静、沈着、誠意、信頼、感情の抑制などがあります。
火の象徴であり情熱や攻撃性などを司るワンドに対して「青」の背景を使ってある。
深い、深いですよ、タロットは!
(この ⌘ マークのついてる部分は一般的な解釈です。こう思え!とかこれを覚えろ!とか言う意味では無いです。単なるガイドラインというか目安程度に思ってください)