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ダメ日記

今週の金曜日、3つのレポートの締切が一気にやってくる。あと1週間もない。授業はもちろんバイトもその他の予定もない1日、無駄にするわけにはいかない。今日は本気で課題をやる。私はそう意気込んでいた。

しかし結果的に、あまりにもダメダメな1日を過ごしてしまった。昨日の私の過ごし方を書いていこうと思う。

まず起きたのが11時。前の日、普段は夜更かししてしまうところを「明日は朝早く起きて課題をやろう」も意気込み、珍しく日付が変わる前に眠りについたのだ。しかし起きて時計を見たら11時。早寝した意味が全くなかった。

そこから朝食なのか昼食なのかわからない食事をして、食べ終えたのが12時ごろ。腹ごしらえもできたところでレポートを書こうとパソコンを開いた。そこから1時間ほどはそれなりに集中して作業を進めていた。

そして13時過ぎ。とんでもない眠気が襲ってきた。まだ起きてから2時間程度しか経っていないのに。
こういう時、みなさんはどうしますか?
眠気に耐えて作業を続けるか、諦めて仮眠をとるか。
私はいつだって後者だ。眠い眠いと思いながら作業をするより、一度寝て頭をスッキリさせてから再開した方が結果的に効率が良くなると思う。というのは半分建前で、単純に睡眠欲を我慢する精神力がないだけである。

仮眠を取ることに決めた私はソファに座った体制のまま15分寝ることにした。
アラームの音で目が覚める。全然スッキリしていない。これでは意味がない。さらに10分アラームを延長した。

10分後、またアラームが鳴った。
…全くスッキリしていない。
寝起きでぼんやりした頭で私は考えた。これは中途半端な体制で眠るより、一度横になってしっかり睡眠をとった方がいいんじゃないか?

そう思い、腰掛けていたソファに横になった。そして私はまた仮眠を取った。

アラームをかけ忘れていた。

起きたのは16時半過ぎだった。時計を見てさすがに目が覚めた。急いでレポートを書き始める。
…ことはできなかった。寝起きだからかいまいちやる気が出ない。キリのいい17時から始めよう、と思った。

そして17時。課題のお供にお菓子でも持ってこようと1階へと向かった。つまめるようなものをいくつか手に取り、2階の自室へと戻る。準備万端。いい加減にレポートを書き始める。
…ことができない。あろうことか私はベッドに横になり、そのまま携帯を見始めてしまった。ただお菓子を取りに行っただけにも関わらず、「ちょっと一休み」とでも言わんばかりに休憩を始めてしまったのだ。

もう書くのも恥ずかしくなってきたが、ここまで怠惰っぷりを晒してきたのだ。今更何を書いても変わらないだろう。ということで白状するが、結論から言うと私はここから3時間ほど寝た。意味がわからない。起きたのが11時、そこから仮眠と銘打って3時間睡眠を取っているのにも関わらず、さらに追加で3時間も寝てしまった。どうしてそんなに眠気が襲ってきているのかも不思議だが、1番の問題はここまでで一度も「起きて課題をやらなきゃ」という考えを持たなかったことだろう。最初にも書いたが、3つのレポートの締切まであと1週間を切っているのだ。合計すると一万字以上。にも関わらずだ。この余裕はどこから来ているんだろうか。

二度目の仮眠(というより、もはやただの昼寝)から覚めたのは8時過ぎ。起きてさすがに絶望した。なぜ眠ってしまったんだろう。眠かったから、としか答えようのない疑問を抱きながらさすがにパソコンを開く。焦りからかそこそこ集中できている。

このまま順調に作業が進めば良かったが、私のダメな1日はこのままでは終わらない。これ以上何があるんだ、と思うかもしれないが、まだ終わりではないのだ。

8時50分頃。私は葛藤していた。というのも、9時から楽しみにしているドラマ『ブラックペアン』が始まってしまうのだ。後で配信で見ればいいに決まっているが、今週はレポートやら何やらで忙しくて見られる時間はないだろうし、そもそもドラマをリアルタイムで見るのが結構好きなのだ。

どうしよう、と悩んでいるうちに時間は刻一刻と迫ってくる。テーブルの上にはテレビのリモコンがある。3秒でテレビを点けられる状態。それが良くなかった。8時59分、私はテレビを点け、チャンネルをTBSに回してしまった。

結局1時間まるまるドラマを見てしまった。それから夕食を食べていないことに気付き、食事をしてお風呂なり何なりを済ませ、気付けば23時を過ぎていた。さすがにレポートやろう。夜中の1時くらいまでレポートを進めた。

そしてベッドに入り、目を閉じながら私は決めた。明日(というより今日)こそ本気で課題をやる。ダメな1日の反省を踏まえ、そう固く決意した。これはフラグではない。

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