なるようになる、と

ゼミの選考が始まります、という学内メールが来た。
説明を聞いたり面接を受けたりして、最終的に来年から所属するゼミをひとつ決めなければいけない。

自分で何かを決定するのが苦手だなあ、とつくづく思う。noteにも書いたことがあるが、今の大学やサークルだって成り行きで決めたようなものだし、じっくりと、先のことまで深く考えた上での決定、みたいなものにはどうしても苦手意識がある。流れに身を任せて、目の前にあったものを自然に選択するような状況であってほしい。

入りたいゼミはあったのだけど、どうやら恐ろしく倍率が高いらしい。もちろん挑戦はするけど、正直不安の方が大きい。

先輩からそれぞれのゼミの評判も聞いた。ここのゼミは旅行が豪華だよ、ここは飲みが多くて仲良くなれるよ、この先生はちょっと地雷かも、みたいな。
そういう情報はタメになるし、もちろん参考にしないわけではないけど、ゼミに関しては「何を学びたいか」で選びたいと思っている。

というのも、2年間大学に通っているわけだけども、正直「学ぼう」という意識はあまりなかったような気がするのだ。友達と相談して楽単を取って、空きコマを埋めて…みたいな。面白かった授業もいくつかはあったけど、判断基準は「楽かどうか」に全振りしていたと思う。

「どこに行くかより何をするか」みたいな言葉を聞くことはよくあるが、「どこに行くか」も重要なことだと思っている。自分のやりたいことをやればいい、それは間違いないけど、そのやりやすさって環境によって大きく変わってくると思うし。

でもなんだかんだ最終的には「今いる場所で頑張ろう」と思えてしまうので、そう深く悩まないでもいいような気もする。それがたとえ最初に思い描いた形でなくても、いつまでも引きずるようなことはあんまりない。切り替えは早い方だし、楽観的でもある。

なるようになる、と思いながら、そろそろ希望用紙を書かなければいけない。

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