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【奈良でいろいろとお勉強になりました@なら泉勇斎さん、春鹿さん、うまっしゅさん】

奈良に帰ると、このところルーチンになっているのが、
「なら泉勇斎」さんで、奈良酒の新酒を試飲
「春鹿」さんのところで今西社長と打合
「うまっしゅ」さんのところで美味しいお料理と「風の森」からの奈良酒ペアリング。

【なら泉勇斎】

もう「ひやおろし」の季節ですね!
いろいろといただいた中に、お宝級の日本酒があり、今回、ホーチミンに持って帰ります。
その時にまたゆっくりと歴史深い魅力と浪漫をお伝えしたいと思います。
以下、試飲した奈良酒たちです。

裏百楽門です
菩提泉、今回のお宝奈良酒です。ホーチミンに持ち帰ります。
グレープフルーツの風味です。
意気投合したお客様からごちそうになりました。ありがとうございます!

【春鹿:今西清兵衛商店】

今週の土曜日9/21 10時~16時。
酒蔵マルシェ2024が開催されます。
「マルシェBAR」「テント&テーブル」「キッチンカー」「限定酒購入!」盛りだくさんで、毎年多くのお客様で…その行列が街中の通りを埋め尽くすと聞いております。

今西社長と、ホーチミンに輸出されている銘柄についての打合せ後。
常日頃社長自ら、さまざまな飲食店・レストランさんでご挨拶がてらお食事をされており、どういう店がお客様目線で良い店か、また行きたくなる店か、興味深い考察をお伺いしました。
また「ひやおろし」「秋あがり」の正しい季節感、使い方についてもお伺いし、たいへん目からウロコ、お勉強になりました。ありがとうございました。

また貴重な酒器コレクションを拝見させていただき、先代、先々代と集めて来られた珍しい酒器に、改めて日本酒は「飲んで楽しむだけではない」と認識を新たにいたしました。
※これらの酒器でテイスティングすることはできません。

【うまっしゅ】

奈良酒全銘柄を扱っており、お料理も日本酒にぴったりの「うまっしゅ」さん。
前回6月に一時帰国した時は臨時休業で残念でしたが。
なんと、店長さんがわざわざカウンターまで出ていらして「お久しぶりですね」とご挨拶くださったのです。感激!ありがとうございます。

「風の森 露葉風」のシュワ、フルーティー、スィートなお酒には「いちじくと鶏サラダ」を合わせてみました。
季節の「いちじく」の甘味と鶏の旨味と「風の森」が呼応し、ラムレーズンのような風味とコクを醸し出しています。またレッドオニオンやお野菜の爽やかな甘みも風の森に良く合います。

「篠峰 純米 超辛口」、スッキリキレが良い篠峰には、「水ナスとクリームチーズ」(写真撮るの忘れた!)を合わせてみました。
水ナスのみずみずしいシャキッと感とクリームチーズのまったり感をスモークサーモンがコクのある風味で抱き込んでおり、三位一体となった旨味に超辛口が邪魔をせず寄り添い、最後はキレが良い。

「升平 大和の清酒」。
八木酒造が閉めた蔵「升平」を別の会社が買い取り、酒造りを継続しておられます。「シン・升平」、初テイスティングです。
旨味が強く日本酒感が強いのではないかと思い、少し重めのお料理「白ナスの鶏ミソチーズ焼」と合わせてみました。
トロッと焼きあがった白ナスと少し甘めの鶏ミソとチーズが良く合い、升平ぐらいの強めの日本酒がしっかりと合わせてきます。

食材の季節感が乏しいホーチミンですが、日本でヒントを得て、また当店でも新しいメニューを考えたいと思っています。

さて。
「なら泉勇斎」さんでも、「うまっしゅ」さんでも。女性のお客様が増えたなという印象です。特に「うまっしゅ」さんは15時オープンなのですが、いつも開店と同時にお客様がいっぱいで。日本酒の人気が落ちているという中、奈良酒の需要は増えている、という嬉しい肌感が伝わってきます。

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