【40/28ファンビッチャンにて会社設立申請中！】
さて、40/28ファンビッチャンの1階にある【蔵 KURA】Kaku-Uchi＆SAKE Shopですが。
このビルを一棟借りしていたベトナム企業が退去するため、当店がこのビルを一棟借りしなくてはならないという話は、先週書きました。
【ピンチは本当にチャンス！になるのか？今、窮地に陥っています】
2024/10/11
https://note.com/sanavn_sake88/n/nb3847078fc29
その後、何人か内覧に来られるのですが、確定のお返事がなかったり、2階～4階まで全室借りたいのだが、そのタイミングは一年半先とか。
いまだに決まっていません。
私たちも出て行って、新天地で展開してはどうかという提案も、ちらほらいただくのですが。
この物件は、開業する前から前を通り掛かって気に入っていた「いわば一目ぼれ」の物件なのです。
大通りに抜ける路地はあれど、車やバイクの交通量がそんなに多くなく、閑静で落ち着いた環境で、周辺には人気の飲食店やバーも多く、立地がとても良い。
ですが最初、GoogleMapでこの住所を認識せず、住所を入れて正確にこの場所を表示するまで2年以上掛かりました。
今時、集客は立地よりネットでするものと思っていますが、肝心のネットが認識しないのですから。
また2022年に、レタントンの角打ち【日本酒で乾杯！】を合併したことで一時地図上から【蔵 KURA】Kaku-Uchi＆SAKE Shopが消えてしまうというトラブルに見舞われましたが、それも毎日地道な努力で乗り越えて…。
今、GoogleMapを観て来た、と言う人が案外多いのも、その苦労があってこそと思っています。
ですがレタントンの店を閉める時は、3分で決断しました。
それは、契約が切れたことも一因ですが、この店はアルコール類の飲食ライセンスしか持っておらず、「ここで出来ることはすべてやった」という気持ちがあったからです。
今の酒屋をオープンするにあたって、私は大先輩である「ワインの販売業者」さん、数社に教えを請いに行きました。
そしてハイバーチュン通りにあるベトナム人経営者はこうアドバイスしました。
「決して外資にしてはならない、個人事業主で始めなさい」
外国人女性である私に「情熱だけで勝算なしに、むやみにハードルを上げてはいけない。少しでもやりやすいところから始めるべし」という教えだと捉えました。
それから3年ほど過ぎて。
そろそろ「個人事業主」で出来る限界が見えてきました。
ライセンスの自由度に課題が出てきました。
2023年、私は二つのコンサルタントのお仕事のオファーをいただいたのですが、個人事業主では「コンサルタント」というシンプルなライセンスが取得できないのです。
なんだか主旨のボケた長いネーミングのライセンスが与えられました。
そして今回のこの「一棟借り」の問題です。
このピンチを受けて立つか、立つなら「個人事業主」から「会社」にしなければなりません。
私の投稿を読んでFacebookのコメントに「これも転機だという天からのメッセージではないですか？」というものでした。
その方は、十数店経営していた店舗すべてを売却して、「飲食」の世界でまた新たな道を歩まれ、今は世界中を巡っておられるそうですが。。。そのお話は感動的でした。
その教訓を今の私に充てると、ここから出て行け、という思し召しではなく、次のステップに行け！ということだと解釈したのです。
会社設立することにしました。
そしてこの会社でできる業種選択においては、2015年、渡越するときに思い描いていたすべてのことが叶えられる業種を選ぼう！と思ったのです。
当店のスタッフ（本会社でオーナーとなります、この話はまた後程）Tuさんに「英語の業種一覧を送って」
すぐに送られて来て、驚きました！！！PDFファイル、419ページもあるのですね！！
2020年に外資で会社を設立した時（既に閉業しています）は、日本人のビジネスパートナー（のローカルスタッフ）がほとんどやってくれたので、私はサインするだけだったのですが…。
今回は、419ページ、すべて読解しました。
そして業種リストを税理士さんに送って、またまた問題発生！
不動産業に関わる業種を選ぶのには、資本金200億ドン（約1億2000万円）～であると、税理士さんから連絡がありました。
1億2,000万円って！！ああ、できないのか～！！！
と思っていたら、Tuさんが「どこかおかしい」と感じて、調べてくれたのです。
するとこの規制は2021年から撤廃になっていることが分かりました！
Tuさん、お手柄です！Coolです！私は、ただただ嘆くだけ～ｗ
法改正が頻繁で、専門家であっても知らないことが多いので注意！です。
さて、無事、不動産に関する業種もリストアップできて（ライセンス、およびアルコールライセンスは、別途申請しなくてはなりません）、今度は選んだ「英語版業種」を、ウエブサイトで調べて、ベトナム語（以下のURL）に直さなければなりません。英語では申請できませんし、今回申請サポートをしてくれている（今の店の税理士事務所）は、ベトナム語しか話しません。
https://esign.misa.vn/5873/ma-nganh-nghe-kinh-doanh/
英語版の番号と合致させて、念のためGoogle翻訳でベトナム語→日本語訳して二重チェックしました。
たいへんだったけれど、この作業、楽しかったなー♪
だって私にとっては作業じゃないから。
これ、起業する人なら多くの人が共感してくれるかと思うんだけれど、色んな業種見ていると、ビジネスのアイデアが湧いて、夢が膨らんできます！
というわけで。
ここ40/28ファンビッチャンで、今、ローカルの有限会社設立を申請中です。
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