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【日本の新しい壱万円札、ユキチとどう?ベトナムドンへの両替は?ベトナムドンの印刷】

日本では2024年7月3日、新しいお札が発行されました。
一万円札は「澁澤栄一」、五千円札は「津田梅子」、千円札は「北里柴三郎」ですね。
日本でどのぐらい新札が普及しているのか、良く分からないのですが。
私はまだ見ていませんし、手にしていません。
次回一時帰国時ですね。

先日、ベトナム人スタッフが「新しい一万円札!」と、見せてくれました。
日本からの出張者の方から渡されたそうです。

政府広報ウェブの写真からは良く分かりませんでしたが、旧デザインより色合いが薄く、デザインがシンプルに感じます。
特に裏のデザインは旧デザインの「鳳凰」に比べて淡白に思います。
そして…
「あら、コレ、どこかしら?」
と裏のデザインの建物について迂闊に口にして
「東京駅じゃない、こんな建物、東京駅しかない!」
とベトナム人スタッフに叱られてしまいましたw
東京駅舎は正面アングルの画像・映像が脳裏に焼き付いていて、斜めからの駅舎はちょっとイメージが違って見えます。

※ちなみに「福沢諭吉」の旧一万円札はこちら。

今、Yahooオークションで、旧一万円札が15,000円で売られています(画像)。
もちろん、旧一万円札はずっとこれからも今まで通り使えますし、価値もこれまで通り変わりません。
このオークションの売りは「末尾7000ゾロ目福沢諭吉新一万円札!キリ番レア縁起物 金運 壱万円札」とのことですが、せめて新札だったら…。
買う人がいらっしゃるのでしょうかね。

今回新札には新デザイン、ユニバーサルデザインに加えて、ホログラム技術が導入されていますが。
美しいですし、すごいですね、ワクワクします。

あまりあちらこちらに技術が埋め込まれていて、逆に、偽札をつかまされても、素人目には一瞬で見分けられないかも、と危惧してしまいました。

さて、この新一万円札。
私たちの一番の懸念は。
ベトナムの両替商で、ベトナムドンやその他の国のお札に両替してくれるのかと言うことです。

8月中旬、ご来店いただいたお客様からは「両替商でダメだと言われた」という証言が。

一方もう一つの懸念は、古いお札は、いつまでも両替してくれるのかと言うことです。

日本政府の「古いお札は、いつまでも使える」という発表が、世界に流布され、認知されているのか心配です。
日本国内でも当初(今でも?)、「もう使えなくなる」と交換詐欺事件が多発していたと聞きます。

私も、今、持っている一万円札をどのタイミングで両替しようかなと。
現在、円が少しずつ強くなっていて、172.92ドン、先日174ドンまで上がりました(一時、158ドンだった時は悲しかった…)。

さて、ベトナムは1万~50万ドンはポリマー紙幣ですが、1,000ドン、2,000ドン、5,000ドンは綿のお札だそうです。
こちらに、現在流通しているベトナムドン紙幣(コインは流通していません)についての詳細な説明が掲載されていて面白いです。
https://kuno-cpa.co.jp/vietnam_blog/vietnam-currency2/

紙幣の印刷(インクの製造)には、日本人技術者による指導もあったそうです。

当店では電子決済が増えて(肌感3~4割ぐらいが電子決済)、逆にお釣りを用意するのが大変な作業になっているのですが。
先日、こんなお札を見つけました。

2,000ドン札が明らかに色が違う!(汚れ具合はどちらも同じぐらいです)

10万~50万ドン紙幣ですと、以前、偽札事件もありましたから。

【2022年もお世話になりました!偽札情報に注意喚起!】

2022/12/31
https://sake.vietnhat.tv/e54369.html

2,000ドン札の偽札を作る意味が分からないので、これは本物で、お札によっては印刷にばらつきがあるのだと思います。

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