【憧れの日本旅行からのお土産、関西はどうでしたか?】
当店のマレーシア人のお客様が、先月、日本旅行を楽しんでこられました。
マレーシア人の友達が京都にいるということで、京都、奈良、大阪の二府一県を回って来られました。
事前に私にも「どこが美味しい?」と尋ねられ。
京都は「伏見酒蔵小路」(=旧酒蔵跡を利活用した屋台村形式の複合飲食店)の中の、【酒蔵】をお勧めしました。
ここのおすすめは何と言っても「「十八蔵のきき酒セット」2,430円です。
仕切りのある木箱に並べられた、18個の小さなグラスに次々と各蔵のお酒が注がれる様は、アトラクションとしても最高!またこの「伏見酒蔵小路」に出店している和洋折衷の8店舗からおつまみを注文することができるのも嬉しい。
そして奈良と言ったらやっぱり、蔵元さんを回って欲しい。
三輪の「みむろ杉(今西酒造)」さんと、「春鹿」さん(今西清兵衛商店)をおすすめしました。
一緒だった友達が飲めないことや体調を崩しておられ、スケジュールがタイトだったこともあり、奈良公園の鹿と春鹿さんの写真が送られて来て「今から大阪に行かなくちゃならない」と連絡がありました。
春鹿さんでは試飲もできるし、グッズもお勧めしていたのですが、日本酒を1本購入されただけで、滞在時間は短かったようでした。
せっかく事前に連絡をしておりましたが、そんな事情で…春鹿さん、申し訳ございませんでした。
で、購入された日本酒がこちら。
【春鹿 純米大吟醸 原酒(限定品)】
私やTuさんもご相伴にあずかりました。貴重な日本酒を飲むことができて、ありがとうございました!
上品な香り、原酒らしい甘味とほんの微かな苦みが感じられ、絶妙なバランスです。のど越しはすっきりとキレが良いながらも余韻が残ります。
大阪では海洋館に行ったり、本町で飲んだりしたそうですが。
少しだけ日本語が話せ、日本人に見える彼は、居酒屋で他のお客様から声を掛けられ、一緒に飲んで楽しかったようです。
セブンイレブンのセルフコーヒーの注ぎ方を、フレンドリーな店員さんに教えてもらってホッとした…など。
さすが大阪です。
来年はいよいよ万博が始まりますが、「もてなしの心」が海外からのお客様に伝わりますように。
ちなみに、飲食店はすべて「食べログ」で事前チェックおよび予約をしたそうです。その他、「MOMOTARO JEANS」で3万円のジーンズを、ユニクロでは「米津玄師」、「蔵元」とのコラボTシャツを購入したようで、日本の何が彼らにヒットするのか。勉強になります。
航空券とホテル代を除いた飲食、お買い物、その他(交通費など)による費用はおよそ合計25万円ぐらいだったそうです(あとから、クレカの支払い分も足すと30万円を軽く超えているとのこと)。
日本酒と合わせて「日本茶(玄米茶)」のティーバッグもお土産に頂きました。もらって嬉しいお土産です。どこで買ったのか聞くと
「マレーシア。ドンドンドンキー」
前回、マラッカに一時帰国された時に買ってこられたのですね。
カウンターで隣同士になった日本人の常連様と中身を拝見。個包装で、5種類の浮世絵の印刷が。
「こういうところ、芸が細かいですよね」
輸入品ではなく現地生産のようなのですが
「あら、ハラル認証受けている」
マレーシアのお国柄を感じる「日本のお土産」でした。
こういう新たな発見、楽しい体験、グローバルな情報に触れられる【蔵 KURA】Kaku-Uchi&SAKE Shopでありたいなと思います。