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【天領酒造(岐阜県)第9代蔵元様ご来越、「sake bar Minotaur」試飲会に行ってきました】

「天領酒造株式会社」(岐阜県下呂市)から第9代目蔵元、上野田又輔社長がご来越。
「sake bar Minotaur」で試飲会が行われました(BtoB対象)。

江戸時代の初め(1680年頃)、「天領酒造」のルーツは、近江日野(現在の滋賀県日野市)の上野田(コウズケダ)から全国を巡って行商をする近江商人でした。
その後、飛騨に拠点を構え、物品販売のかたわら日本酒造りを始めたそうです。
明治時代になって酒造業を家業として行うようになり、昭和31年「天領酒造株式会社」として法人化し、現在に至っています。

屋号の天領(てんりょう)は、飛騨が江戸時代における江戸幕府の直轄地「天領」だったことに因んで付けられました。

米は酒造好適米「ひだほまれ」、飛騨山脈からの地下水(軟水)をもちい、自家精米にこだわっています。

【ひだほまれ天領 純米大吟醸】
当店で取り扱いのある純米大吟醸は、揃いも揃ってフルーティーで香りが高い銘柄で。
「ひだほまれ天領」のように香り控えめ、スッキリとキレの良い純米大吟醸は貴重です。
日本酒度-1.5。
精米歩合 45%
アルコール度 15度
輸入されて来ているのは180mlの商品で、JALやシンガポール航空の機内でお取り扱いがあるようです。

上野田社長に「どのように機内での取り扱いが決まるのですか?」と質問をしたところ。
取り扱い業者から航空会社への斡旋があり、そこでまた厳格な審査が行われ、
「決定するまで10回エントリーしましたよ」
と笑ってお話になる裏では、このようなご苦労がと偲ばれて、お酒の旨味もひとしお増すのでした。

【ひだほまれ天領 純米吟醸】
精米歩合 50%
日本酒度 +3~+5
アルコール度 15度
香り控えめ、スッキリとキレが良く、酸味もほどほどで、飲み飽きしないタイプです。
お料理の邪魔をすることなく、そっと寄り添うタイプです。
可愛らしい籠に入っているのは、アメリカで取り扱いのある業者さんが造ってくれたそうで、こんな「日本愛」が嬉しいですね。
花器に利活用できるなと思ったのですが、氷を入れてワインクーラー的に利用したりしていらっしゃるそうです(?溶けた水が漏れると思うのですが、もう少し突っ込んで聞いておくべきでした)。

【飛切り 特別純米酒】
精米歩合 60%
日本酒度 +4
アルコール度 15度
ドライタイプで日本酒らしい旨味が感じられます。
燻製や発酵食品はじめ、濃い味付けの料理、天ぷらなどの揚げ物に合いそうです。
40度ぐらいの「ぬる燗」から50度以上の「熱燗」でも美味しくいただけると思います。

【飛騨の梅酒「純米酒 天領」仕込み】(500ml)
アルコール度 8%
日本酒で仕込んだ梅酒の中では、蜂蜜を思わせる上品で奥の深い甘味と程よい酸味のバランスがとても良く、フルーティーな果実感が際立っています。
梅は岐阜県産です。

今は10月が始まったばかりですが、来月11月からのプロモーションに考え中です。

★ちなみに、今月10月のプロモーションはこちらです。ぜひ、当店【蔵 KURA】Kaku-Uchi&SAKE Shopに足をお運びくださいませ。

【WAKAZE Classic】(山形県:小嶋総本店)
【大七 生酛 純米酒】(福島県:大七酒造)

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