「胸が苦しくなる」という比喩表現

気持ちが動揺したり、哀れんだり、辛くて心が痛むような状態にあると「胸が苦しくなる」という比喩表現を使いますが、感情を押し殺したり、大人ぶって我慢をし続けたりすると本当に胸が苦しくなるのだなと歳を重ねる度に感じます。体のほぼすべての器官は、交感神経と副交感神経の両方の刺激を受けていて、不安やi怒りなどの感情の起伏によって交感神経が高まると、血管の収縮、胃腸の働きが衰え、心臓の働きが活発になり、胸が苦しくなる仕組みのようです。涙を流したり、声を出して体の中から感情を吐き出すことで解消されることもありますが、それすらできない時におすすめなのが「サイプレス」「シダーウッド」「ひのき」などの精油です。これらに共通しているのは、森林浴をしている気持ちになる精油ということ。含まれている成分は、それぞれ異なります。サイプレスとヒノキはピネンと呼ばれる成分が特徴でリラックス効果をもたらすとされていますし、シダーウッドはサイプレスよりも少し重く感じる香りですが、呼吸を楽にしてくれます。松科でβヒマカレンが主成分となっています。抗菌作用、むくみやセルライト除去に有効といわれている主成分です。その日の気分で、落ち込んだ時は、森林系の精油がおすすめです.

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