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「勤め人(サラリーマン)のちょっとした雑感を綴ります。戯言たわごとですが、共感していただきヒントを得てもらえれば幸いです。1分ほどお付き合いください!」

私は、金融機関で30年近く勤め人(サラリーマン)生活を送っています。
お客様から相談を受けると、『何とかしてお役に立ちたい』と思う性分です。


〜 Take it easy ! 〜 

先日、お客様からの住宅ローン申込書を精査している際に思ったことです
実は、
先日初めて思ったことではなく、ここ数年前から思っていることなのです。

『住宅ローンの申込要件が、今の時代に合わなくなってきているのでは?』

 ・収入要件(安定した収入を得ているか)
 ・勤続年数要件(数年以上あるか)

融資をする金融機関の立場からすれば、
ローンの要件は、回収に関わる最も重要なポイント。
当然ですが、十分に理解できるのです。
つまり、『当たり前』のこと。
でも、
私の入行した30年前と、ほとんど変わってはいないのが現状(驚)。

現状の仕事(はたらき)に満足せず、常に自身のスキルアップを行い、収入アップを目指す人たちが多くなりました。たとえ、今は収入が少なくても。
そして、
組織に属さずに自身の力量で収入を得ている人たちも多くなりました。
常に新しい環境に身を置こうとしている人が多くなったのです。
それにも関わらず、
要件によって、ローン利用による住宅取得のタイミングが限られてしまう。
申し込みの段階で否定されてしまうケースがよくあるのです。

私は、
「憧れのマイホーム取得のお手伝いをしたいだけ」なのですが(嘆)。

また、こんなこともよく思ってしまいます。
『数十年単位のローンを組んでまで、自己所有の住宅って必要なの?』
これは、以前からよく議論されています。

ローンの返済ができずに、せっかく手に入れた住宅を手放さざるを得ない人をたくさん見てきました。
強制的に取り上げられてしまうのです。

私が社会人生活を始めた頃は、マイホームの取得が一種のステータスとされていました。
住宅ローン返済のために、一心不乱に勤め上げることが当然のように考えられていました。

今は、多様性が重んじられ、特定の考え方しか認めないというようなことはない時代です。
『持ち家 vs 賃貸』などと言われますが、自分自身のライフスタイルや職業観、そして人生観で住まいを選ぶのはとても意義のあることです。

『定住より移住』という考え方も浸透されてきました。

〜 Take it easy ! 〜 


相談を受けると感情移入してしまい、何とかローン承諾を得ようと努めます。
しかし、入り口の要件段階でアウト(否決)となるのが残念でなりません。
最近は、
たくさんの住宅ローン商品があることを知っています。
私の勤め先では取扱いしていないたくさんの住宅ローン商品が販売されています。
とにかく、情報収集に努めてほしい。



先日、こんなことを思いながら住宅ローンの申込書を精査していました。
「ただの勤め人(サラリーマン)のちょっとした雑感でした。」

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