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Day14 劇団ふぁんハウス第45回公演「二人の夢@板橋公演」を観劇しました
こんばんは。
おさなこと松坂紗凪です。
先ほど夕食他諸々買いに行くために外に出たのですが、
一緒に行っていた次女が突然わっ!と声をあげるので、何かと聞いたら一瞬ピカっとなったと。
すると程なくして雨もポツポツ振り出し、
さらにピカっと光るものが、、、
こちらに少しずつ近づいているのかなと。
長女、今日は帰りが遅いので、ちょっと心配です。
さて、
昨日のことになりますが、
昨年思わぬ形で実に20年ぶりに関わらせていただくこととなった
劇団ふぁんハウス
さまの第45回公演、
「二人の夢@板橋公演」を娘たちと観劇してきました。
この1月に麻布区民センター(東京都港区)で初演が行われ、それから半年、、、
今回がその再演となります。
その時に書いた記事はこちら↓
3月終わり頃から稽古を再開し、
若干キャスト変更もあったそうですが、
この半年という時間の間に、
さらにブラッシュアップを図るべく、
きっと毎回の稽古もより一層深く、また熱いものとなっていただろうことは、
劇団hpに毎週アップされる、
「団長の独り言」
からも伝わってきて、私もずっと楽しみにしていました。
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ありました!
「劇団ふぁんハウス」と書かれた登戸今回公演のパーフレット。
そうです!
今回会場となった板橋区立文化会館は、
昨年7月に上演された第43回公演、
「人生げい夢〜夢の通り道」
が行われた場所でもあります。
昨年と同様に猛暑厳しい中、
1年ぶりに訪れた会場、、、
懐かしいなぁという気持ちとまたこうして訪れることができたという喜びとで、
到着した時にはすでにわくわくと少々の緊張感が。
会館の中に入り、小ホールのある2階に上がると、
開場直後だったにも関わらずすでに多くのお客様が、係員の指示のもと、並んでいました。
私たちもチケットとバリアフリーサポートの一つでもある音声ガイドを聞けるラジオを受け取りホールへ。
とその前に、、、
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毎回劇団公演のフライヤーに素敵なイラストを描かれている、
K-OZAWA
@colourtrash
さんの原画がロビーに展示されていました。
「人生芸夢」、「二人の夢」、「夢巡り」の3作品。
昨年の公演をきっかけに、SNS上ではありますが、親しくさせていただいていまして、
いつもインスタやこのnoteも見ていただいていたり。
なので、もしタイミングが合えばお会いできるかなと思っていたのですが、、、
いつもありがとうございます!
そして、いよいよ、、、
ピアノとブァイオリンの優しい音色とともに幕が開くと、
主人公ともよがくらしている有料老人ホームが、、、
そして、
一方では京都府綾部市にある居酒屋「かどで」が、、、
この一見すると全く関連性のない、二つの場所に生きる人々が、
ある1曲をきっかけに
数々の小さな出会と奇跡を重ね、
それぞれが抱いていた「二人の夢」が、
いつしか「みんなの夢」へと広がっていく。
親子、友人、仲間、恋人、同僚、、、
様々な「二人」という間柄の関係性を、
そこにある信頼、思いやり、優しさ、夢、
嫉妬、怒り、後悔、寂しさ、、、
すべての感情を丁寧に、しかしけっしてしんみりとするわけではなく、
ふぁんハウスらしい明るくコミカルな部分も交えながら紡ぎ出す物語は、
きっと私たちの日常にも起こりうるだろう様々な心境にまるで暖かくより深く寄り添ってくれているような感覚がありました。
場面が進むにつれ、
どんどん心の奥深くに切り込んでいくような感覚と共に、
じぶんもまた親子、とかく母娘という関係性の中で、
いろいろ思うこと、つまり予想以上に感情移入していたのでしょう。
ともよが最後に事務所社長村川のギター一本で歌った「ゴンドラの歌」を聞いた瞬間、
思わず思いが、涙が、、、溢れてしまい、
しかしひとしきり泣いた後はどこか暖かく晴れ晴れとした自分がいました。
また明日からがんばろうと。
本当にすてきな時間となりました。
そしてもう一つ、
それぞれの役者がその役とのお別れの時が刻々と近づいている中、
どこかその別れを惜しむかのような、
しかし最終的にはきちんとお別れしようと役を生きているみなさんの姿を見ながら、
ああ、こういう感覚、団長は楽美を迎えるたびに仰ってたなぁとしみじみ思い出したり、、、
今回も大変素晴らしい部隊を見せていただきました
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最後は笑顔いっぱい。
二日間お疲れ様でした。
そしてありがとうございました。