熱い狐火
読書
以前書いた
ここで紹介した
の中に、もう一つ気になることが書いてありましてな。
それは宇治拾遺物語に出ていたという
「火」に絡んだ狐の仕返しのお話だ。
簡単な要約だけではなく引用元を読みたくて
宇治拾遺物語の電子書籍を購入したところその話とは
ある侍が館(役所)から家に帰る途中狐を見つけたので痛い目に合わせたら逃げて行ったがその狐が火を咥えて先廻りをして侍の家へと走り寄って「人になりて」(!)その侍の家に火をつけたので家はすっかり燃えてしまった(ざっくりとした要約)
ははあ、これは狐火というよりは狐が放火したという話なのですな。
要するに
こういうことにも「むくい」があるのだから
決してこのようなことをしてはイケマセン
という教訓で締めくくられている話なのではあ・る・が!
私が引っかかったのが
ナンでわざわざ「人になりて」火をつけたのだろか?という所。
で、ナンで?
ナンでわざわざ「人になりて」!?
脳内妄想が止まらない。
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