見出し画像

アヤシイ雪

数年前の冬
夜中に吹雪いて翌朝除雪に出ると、ナンとなく雪が薄黄色い・・・
それに、雪が細かく砕けて固まりにくくてモフモフしている。
子どもの頃からこういう雪が降るときははあったな。
そういえば・吹雪の時だったように思う。
これはもしかして黄砂が混ざっているとか。
“黄砂まぶし”の砕けた粉雪?

というワケで、その雪を取ってきて・溶かしてみればわかるのではと。
降った雪を雪玉にして

ゴミが入らないように新しい密閉袋に入れて部屋で溶かした。

溶かした水を350mlのペットボトルに入れて
まずは色を見る。

濁っているのがわかりますかね?
右が水道水で左が雪を溶かした方

しばらく置いておくと

単純に沈殿するかと思ったら、結構浮いている!

振ってから・まっすぐ立ててしばらく放置してみると

ほらほら

やっぱり、かなりの細かい砂が混じっていたのであった。
水は薄い泥水の感じ。
やっぱりこれは黄砂なのだろうか?
気象庁の黄砂情報を見ても黄砂は飛んでいないことになっている。
では、この砂はどこから飛んできたのであろうか?
謎は深まるばかりである。

ちなみに
子どもの頃からこういう雪は何度か経験しているから
昔々から黄砂は春の北九州だけでなく
冬の北海道まで来ていたのだろうと。