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大掃除

年末と言えば大掃除・大掃除と言えば年末
くらいな感じで年末と大掃除はセットになっている感じだが
で、ナンで?
別の季節にやっても・思い立ったら・都合のいい時に
やればいいじゃん大掃除。
きっと理由があるはずと、つらつらと考えて見ると
■気持ちの問題
一年の区切りだから旧年と新年は別物として扱いたいという気持ち。
それでもイマドキは旧年も新年もあるかい!という人が多いかな。
■ゴミ収集の問題
昭和の昔はゴミ収集も年末年始は休みになっていて
いやほらだってこれも市町村のお仕事だから。
だから日並びによっては1週間以上ゴミ収集が無いから
いやでもゴミに出すべきものを出しておかないと大変だったから。
■人手の問題
年末年始に親戚や知り合いが挨拶に来るから片付けておかないと
というのは今ドキあまりないかもだが
帰省する子どもに自分の残していった「ゴミ」を片付けさせたいとか
大掃除を手伝わせたいとか親は目論むのだが
さっさと友達と遊びに行ってしまうものですな。
まあ昔はタンスなど大物家具を全部どかして畳も上げてのまさに文字通りの大掃除だったから、人手が・特に力仕事のできる男手が必要だったワケで
仕事休みの年末にやったというのもあったと思う。
■地理的な問題
初めての東京の冬を過ごした時、毎日晴れて日差しが暖かいのに驚いて
なるほど年末に大掃除ができるワケだと納得した。
北海道だと真冬に窓なんか開けたくないですっ!
窓ふきも無理ですっ!凍るし。
自分は大掃除というか中掃除を衣替えに合わせてやるなあ。
丁度暑からず寒からずだから。

■再び・気持ちの問題
イマドキではやっぱりこれが大きいのではと。
年末年始を機会として人手はともかく・気持ちを奮い立たせるのですな。
「だって!年末だから!大掃除でしょ!だって!!年末だからっ!!」
気持ちは最終兵器だ!!くらいじゃないとできないよ…。
そして
「大掃除をやるぞ!」と思って「見る」と
なんとなく見過ごしてきたような
もはや家の中の景色に溶け込んでしまっている「実はゴミ」を
再認識できるのですな。
「ちょっと、前から気になってたんだけどさあ、コレ、何とかしようよ」
「え?ナンのことかさっぱり…。オレには見えないなあ。」
いや、コレ、掃除だけじゃなくて仕事でもナンでも
「ホントはゴミなのでは?」という見直しは必要ですな。
人生においても。