うつされた人からうつす人へ
勉強
子育ての風景
大変に恥ずかしいことを告白する。
懺悔と言っていい。
自分の無知でおそらく多くの人たちに迷惑をかけただろうということだ。
それは
もう何十年か前の冬休みの事だ。
小学生の子どもらを連れてディズニーランドに行くことにしていた。
終業式の翌日に飛行機に乗って・と思ったら!
終業式の夜から子どもたちが熱を出してしまったのだ。
それでもまだ我慢して動けそうだったのと、一生のうちに二度と宿泊することは無いだろうという東京の高級ホテルが格安で取れていたので、熱でぼうっとした子どもらを連れて電車で飛行場へ行って、飛行機に乗って、飛行場からバスに乗って・ディズニーランドに行って、2泊3日の旅を終える頃には私も発熱していた。
今思い出しても罪悪感で胸が痛い
一体どれだけの人たちにインフルエンザを感染させてしまったのか
あと3日終業式が早かったら感染しなかっただろう
などと思ったがそれどころじゃない。
自分がまだ動けるから・我慢できるから・ただの風邪だから
そういう話ではない。
当時はまだ
病気をうつされたくない、とは思っていても
自分がうつすということはイマイチ理解ができていなかった。
自分が感染したら今度は自分が感染源になる
そういうことを理解できていなかったのである。
その後大分経ってから感染症についても調べていって
調べるほどにあの時の自分たちのトンデモナサが解るようになって
知らないとは本当にコワいことだと身に迫るようになっていって
今に至る。