トンネルを飛ぶ白い車
小さな怪奇現象
以前、トンネルを走っていた時に
暗いトンネル内の天井辺りを白い車がこちら向きに飛んでいるのを見た。
ぎょっとして声が出たが
次の瞬間・正体が分かった。
対向車線を走るのは車載専用車、いわゆる「キャリアカー」で
その上段に載っていたのが、その白い車だったのだ。
そのキャリアカ―は上の段の先頭に白い車を乗せていたので
キャリアカ―のライトで下が見えないこともあって
まるで運ばれる白い車が宙を飛んでいるかのように見えたのだ。
大がかりなイリュージョンの仕掛けのようだが
大がかりなイリュージョンの仕掛けでもあるんだろうな、と。
もしこの時
ビックリして「仕掛け」に気づかないで
そのまますれ違ってしまっていたら
「アレは一体何だったのだろう?」という一瞬の怪奇現象として記憶され
のようにトンネルの怪談となっていたのではないか。
いや、ホント
あれ見たらぎょっとするから。