見出し画像

月への疑問

勉強
子育ての風景

月はどうしていつもこちらに同じ面を向けているのですか?
この質問は子どもの頃から色々な本で目にしていたが
その答えがイマイチ、納得できなかった。
しかし今ならワカルのだ・イマイチ納得できなかったワケの方は!
子どもの時からおなじみの答えは
月は地球を1回りするごとに1回自転するから
なのだが
これは月が地球に同じ面を向け続けているということを
言葉を変えて述べているだけであって
どうしてそうなっているかの説明ではない。
子ども時代の自分がモニョっていたのはこの点だったのだ、と
スゴク大きな大人になってしまった今になって気が付いた。
そして最近になってannonさんの記事

を読んで改めて調べた所
潮汐力が関係しているのだと・いうことは分かった。
壊れない程度に潮汐力が働くと、強い重力が働く側により強い力が加わって

ギュムッ!と引っぱり延ばされることで
球状の月がわずかにラグビーボールのように延ばされる。
そうすると長軸方向に引っ張る力が働くので
横を向きかけてももとの向きに引っ張り戻されるのだと。
これは、バットのような長い棒にヒモを結び付けて引っ張るのに似ている。
初めは斜めになっていたバットも引っ張られるとヒモと一直線になる。

これはバットです、バットですから!
( ナガイモの方がヨカッタかしらん )

今コチラに向いているウサギの餅つきはずうっと地球に引っ張られ続けて
わずかながら・ギュムッ!と飛び出したままになっているわけだ。
実際に、月の向きはほんの少し揺れて・ふらついていて
月の見える部分の縁ギリギリの地形を観察し続けると
行ったり来たりちょっとずつ見える範囲が変わっているのだ。
だがしかし!この説明も
こちらを向いた状態がそのまま続いていることの説明でしかない。
問題は

そもそも月はいつ・どうしてこちらを向いたのか

なのではないか?
私はそこがもの凄く気になっているのだが
改めて太陽系の惑星たちを見て気が付くことは
月は衛星としては異常に大きいのでござる。
直径が地球の1/4 もあるんですぜ。
木星の最大の衛星ガニメデは月よりも大きいが
(ガニメデは直径5262㎞で月は3475㎞)
木星自体が地球の約11倍と大きくてガニメデの26倍以上あってだな
(木星の直径は139820㎞)
地球が月の約4倍というのとはケタが違うのでござる。
太陽系でこんなに「大きな」衛星持っている惑星は他にありませんぜ。
月がずっとこちらを向くだけの潮汐力は
月の直径が地球に対して十分に大きかったからと思うのだが
他の惑星の衛星たちはどうなんだろか。
それにしても、ねえお月さん
アナタは一体何者で・どこから来たの?