ポリ袋に浮かぶシャボン玉
二酸化炭素は炭酸水で
シャボン玉は室内で吹いても浮いてはくれない。
すぐに床に落ちてしまうからつまらないし
落ちたシャボン玉で床にシミがついて怒られたっけ。(笑)
だからシャボン玉はお外で飛ばして遊ぶのだね。
空気より重いシャボン玉だけど、風の力でふわふわ飛んでいく。
だがしかし
空気より重い気体「二酸化炭素」はシャボン玉を持ち上げてくれる。
シャボン玉を二酸化炭素で浮かべる実験は珍しくないが
科学館や学校の実験室で二酸化炭素を発生させるのに使うのは
ドライアイスだとか
炭酸水素ナトリウムに希塩酸を加える、というのではないかしらん。
でもそれだと手に入れるのが面倒だし
何より「触るな危険!」なので
気軽にお家でやってみるわけにもいかない。
気軽にお家で出来るような方法は無いモノか?と考えてみたところ
二酸化炭素なら炭酸水でいいのでは?
と思いついた。
炭酸水なら触っても平気だし
こぼしても拭けばいいし
持ち運び便利だし
500mlのボトルが100円程度で買える。
そして
容器は保存用ポリ袋が扱いやすくてお手軽だ。
これなら
家庭での実験はもちろん、出前教室にも使えるのじゃないかな。
二酸化炭素が身近になると思う。
科学の実験は特別な場所である実験室で
特別な道具の実験器具で行う、と思いがちだが
そのことがかえって
科学を「特別なモノ」として
日常から遠ざけてしまっているのではないかしらん。
ちなみに
冷えた空気も温かい空気より重い