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センボンヤリの二番花の続き

私の自由研究

さてそこでですね今までは
この花が4月に白い小さな花を咲かせる植物と同じものだと思わなくて

(だって、ぜんぜん違うのだもの…)
7月も下旬になって調べてみて初めて分かったワケで
その時にこのセンボンヤリが一番花と二番花を咲かせることと
一番花と二番花とでは全く仕組みが違うことも知って驚いたのでござる。
あ、それじゃあ一番花の種はどうなったのだろか!?
ネットで調べてもセンボンヤリの種は二番花のものだけ出てくるし
と、あわてて探してみると

かろうじて残っていた ♪
あー、ナンか、タンポポの綿毛が飛んじゃった後の土台みたいな感じ。
うすぼんやりと、花の後ここにナニやらポヤポヤと生えていた気が…
うむ、来年は4月からセンボンヤリを継続的に定点観察ですな ♪

さてそこで、一番花と二番花とはどう違うのかと言うと

一番花は普通に花を開いて結実して綿毛を飛ばすのだが
二番花はなんと!花は咲いても開かないのですと!!

こういう花の咲かせ方を閉鎖花というのだそうで
つぼみを閉じたまま自家受粉して結実して
結実してから開いて種を綿毛で飛ばすのだ。
で、ナンでこんなことを!?
それは、一番花は開花して(開放花というのだそう
他の花から花粉を・別の遺伝子を受け取って結実させて
二番花は閉鎖花にすることで自家受粉で確実に結実させる
という戦略なのだと。
だからつぼみのまま何日も動きが無かったのですな。
ナンという二段構え!!
しかも多年草!!
どうりで庭のあちこちに増えてきているワケでござる。
プランAとプランB両方普通にやっているとは。
おぬし、只者ではあるまい…

ようやく見つけたセンボンヤリの観察ページ ♪
来年は一番花の種を採取して鉢にまくんだ(フラグ!?


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