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どこへ行った!?

私の自由研究
読書

書店へ行くあの道端に咲いていたマルバアサガオはどうなったろうか?

花が終わって

花の根元・種になる部分が下を向いたところまでは見た。

どうなっているかな?ぷっくりと膨れて種になっているかな?
さてさてとかがみこんで見たが

ない…

ない!?
どこへ行った!?
と、しばらくの間一生懸命に探したが見つからず…
このマルバアサガオも細い草に絡んでいたから
ウチの庭のマルバアサガオが引き抜かれて飛んだように
絡んだ草ごと飛んで行ってしまったのだろうか。
たった一輪だけ咲かせた白い花の種は熟していたろうか。
飛んで行った先でまた芽吹くかもしれないと思いながら少し先のマルバアサガオを植えていた庭を見ると、そこのマルバアサガオはきれいに抜かれてしまっていた。
白い野良マルバアサガオもそこの庭の濃い赤紫のマルバアサガオも
もうどちらもいなくなってしまって寂しくなってしまった。
そしてその帰り道、少し遠回りして今度はアゲハの幼虫を見に行った。
この前見に行ったときには

旺盛な食欲

こうだったのが3日後の昨日は

このポジショニングは ♪

こうなっていたので
これはもしかしてここでこのままサナギになるのではと。
それなら今日はサナギになった幼虫を見られるのではと勇んで見に行くと

いない…
どこにもいない

ずいぶん探したがどこにもいない。
どこへ行ってしまったのだろう。
昨日までここにいたのに。
虫好きの人が自分の所でサナギにしようと連れて行ったのか
それとも鳥のお腹に入ってしまったのか
アゲハの幼虫もいなくなってしまってますます寂しくなってしまった。
これってソーシツ感ってヤツだろか。
とぼとぼ家に帰ってバッグの中から買ってきたもの取り出すと

凶器にできる文庫本

こんなに分厚い紙の固まりが出てきた。
ふっ、お判りでしょうな…
書店で見かけて買ってしまった京極夏彦ですよ…
今日はムーだけ、って思っていたのに。
だけど今の私の寂しい心を埋めてくれるのは月刊ムーとこのどちら向きだろうと立つことができる分厚さしかない。
ありがとう、1286頁 ♪

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