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カイチョウとコウセイ

言語
コミュニケーション

姑とながらく会話してきたが
最近になって言葉の意味を取り違えていたことに気が付いた。

一つは「カイチョウ」
姑が昔勤めていた会社の話で
私は「会長」だと思って聞いていて話はそれなりに通じていたのだが
先日、「で、別の会長が」と言い出したので「はて!?」
「会長って何人もいたんですか?」
「各階に一人ずついたから」
「ええ!?」
要するに「階長」で、今どきのフロアマネージャーだったワケだ。
「カイチョウは一番偉いから」と言っていたので
これまではそれなりに話が通じていたのだが
それは一番売り上げが大きい階だから、という事だったのである。

もう一つは「コウセイ」
知り合いの旦那さんが新聞社の「コウセイ」で
というので私はてっきり「校正」だと思っていたら
「厚生」だったのである。
要するに福利厚生のお仕事だったワケだ。
それだったら別に部署名まではいらなくて新聞社の中仕事
で良かったのに。
そのお知り合いが俳句をたしなむ方だったので
なるほどご夫婦で言葉を扱う分野の人だったのね、と思っていたのだ。
同音異義語は日本語の宿命!
ン十年もそれなりに通じてしまうからホントに危険なのでござる。


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