教科書名短編
勉強
子育ての風景
自分がこれまで捨ててしまったモノで後悔しきりなのは
高校時代の現代国語の教科書。
ふと思い起こせば、桑原武夫や福田恒存の文章が載っていて
そしておそらく科学者の書いた文章も載っていてこれもとても面白かった。
それを何回も読み込んでいたのだ。
なんという贅沢な授業だったのだろう。
その当時はそんなことに気が付かないで
ナンか、退屈だなあナンテ・・・大いに後悔している。
若すぎて・未熟過ぎて、価値がわからなかったのだ。
あのときの授業は未来への豊かな「元肥」だった。
『「が」という曲者』を「暑さ寒さも彼岸まで」をもう一度読みたい。
今思い出せる題名はこれだけだったが
他にもいくつもあったことは確かで。
振り返って、初めてわかる価値がある。
と、時に思い出しては「何とかならんのか」と
後悔先に立たずの気持ちで当てのない検索をしたりしていたところ
いつもの紀伊国屋書店のおすすめに挙がっていたのが
「教科書名短編科学随筆集」中公文庫
おおっ ♪
ナンと ♪
「教科書名短編」ですと!?
そういう本が出ていたのかー ♪
あああああ…待って…いや待たない待たないぞー
と、購入してしまった。
探していた高校じゃなくて中学の教科書だったが
これは・期待しても・いいのではないか!?と。
出版社にリクエストのお手紙を書こうか。