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できないという始まり方

生まれつき身体が丈夫じゃなかったから
自然と健康を意識して生活してきて
そのせいか、健診でほめられることも。
たくさんは食べられないし
酒は飲めないし、タバコも吸わないけど
健診では医師に「タバコを吸わないのが一番いい」と言われた。
それにもしかして節約できたのかも。

成績が悪くて
受験した大学もぜーんぶ落ちて劣等感のカタマリになっちゃったんで
これではダメダダメダと大学の通信教育部に入って
在学中はもちろん卒業後もずっと勉強し続けていて
もしかしてこれはイイコトなのかも。

先生や上司に結構いじめられた。
ナマイキだったから。(今でも)
辛かったんで、もしかしたら今
少しは他人にやさしくなれてるかも。

だいたいの場合
うまくいったと思っていい気になっていると
10倍返しでひどい目に遭うことが一度や二度ではなく
そのたびに、学習してないなー、と悔やむ人生。
逆に
本当に辛いことや大変だったことは
そのときはホンっっっとに辛くて大変なんだけど
大体次のステップにつながっているかも。

自分の場合
マイナスから始まるってことが多いように思うけど
自分のマイナスを自覚して
自分のマイナスをどうすればいいか、を出発点に
色々と考えて行けばいいのでは。

若いころは
「失敗しない」ことに固執していた。
「合理的」でなくちゃとか「無駄はダメ」と。
それで
結婚して、働くことになって
家事は合理化しなくちゃね!と
手抜きと節約に邁進した。
その内だんだん疲れとストレスがたまって体の不調が無視できなくなり
病院にかかったら、内臓の不調が見つかって
人生初めての食事制限をすることに。

自分が食べ物と健康を結び付けて考えるようになった
最初のきっかけがコレ。
おかげで逆に料理に目覚めて自分の作れる料理が増えた。
後に、子どもを授かったが
これが絵に描いたような食物アレルギーの子で
もともとひどい花粉症だった自分としては
さらに深く、人類の進化・人類は何をどう食べてきたのか等々勉強した。
作れる料理はさらに増えて使う食材も爆発的にw増えた。
食べ物は毎日身体に入れるもので
身体は食べ物と運動でできている!
身体は暮らしの中で作られて
暮らしは身体を生かすことで成り立っている。
身体が弱かったりアレルギーだったりで
普通の人より大変だったのは確かだが
これは実は人生の財産で・実はこれでホントに自分は助かったのだ。
人生について
禍福はあざなえる縄のごとしだとか塞翁が馬だとかいう。
これは「いいこと」と「わるいこと」が交互に来るんじゃなくて
「いいこと」は「わるいこと」の元になることがあって
「わるいこと」でも「いいこと」の元になることがある
という意味だと思っている。
もし自分が病気知らずの体力バリバリ人間だったら
自分の身体や健康に何一つ関心を持たずに生きてきたかもしれない。

今の自分があるのはこれまでの大きなマイナスがあったからこそ。