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食べられなくなって

大好きだったものが食べられなくなってきた。

例えば ニンニク

若い頃は味噌ラーメン大好きだったので毎日でも作って食べていたのに
それが、ニンニクの味は好きなのに後でお腹に「こたえる」ようになって
色々なニンニク入りの食べ物は避けるようになってしまい
ラーメンもギョーザもミネストローネも家ではニンニク無しで作っている。

例えば ホヤ

母が浜の人だったので子どもの頃から時折口にしていて
母の思い出とともにあった味だったので
仙台や八戸までホヤを食べに行ったことまであったのに
味は好きなのに後でお腹に「こたえる」ようになってしまった。
ホヤ抜きの何かは作れない。

例えば ブラックペッパーやトウガラシ

元々辛いモノが好き、ほどではなかったものの風味は好きで
ほどほどに楽しんでいたのだが喉に直接強い刺激を感じてはむせるように。
ああ、年なのだなあと。

さてそこで
こういった個別の事案はさておいて
一人分を食べきるのがツラくなってきましてな。
いやまあ、分量を食べきれなくなったことには執着はないのだが
外食の場合は分量が決まっていることが多いので
食べたい気持ちはあっても残すのがイヤでお店に入れないのですな。
いやいやいや
お店の人にそう言ったら「いいんですよ、残してください」と言われるのは分かっているし一人分を作るように分量、手順が決まっているのだから半分量で作るより一人分作って残される方が材料も半端が残らないし楽なのはわかっているのだけれど
やっぱりせっかく作った物を残したくはない。
おいしいのだし。
そういうワケで
段々食べる量が少なくなるにしたがってレストランに入りにくくなって
外食は喫茶店でトーストやサンドイッチ等の軽いもの、になりましたな。
で、理想としては
食欲旺盛な若いモンをぞろぞろ引き連れてレストランに行って
アンタたち何でも好きなモノ食べなさい ♪
その代わり私に一口ずつ味見させてね ♪
とやってみたい。
みんなが盛大に食欲を満たすところを眺めながら
ちょびちょびと食べたいものを食べられるいい手だと思う。
世の中が落ち着いたら・できたらいいな。