シチメンチョウはニワトリじゃない
私の自由研究
以前、夫が“焼いたトリ足”を買ってきた。
何かのイベント会場で屋台が出ていたのだと。
こういうモノを買ってくるのは非常に珍しい。
すごく美味しそうに見えたのと
イベントの終わり近くでお得なお値段になっていたのだと。
やっぱりね。
だがしかし
なるほど美味しそうな匂いだなあ、と
食べやすいように身を“むしって”いると
んん、この細い軟骨?それとも固いスジ?何だこりゃ!?
一塊の筋肉に1本の”軟骨”が通っている。
骨の下端から何本も筋肉の中に伸びていて
下端とくっついている部分はどう引っぱっても取れず
筋肉の上端の部分ともかなり強くくっついている。
売り場には“七面鳥”と“ワイルドチキン”とふたつ書いてあって
買ってきたのがどちらだかわからない(汗)というのだが
どちらにしても
これは相当に“たくましい”足をしているに違いない。
さてそこで、ワイルドチキンって、七面鳥のこと?
と調べてみると、そのものの情報がほとんどなかったが
オーストラリアには野生のニワトリがいるようだ。
そういえばそうだ、ニワトリって野生の鳥を家畜化したんだから。
逆に、飼っていたニワトリが逃げ出して野生化することもあったはず。
さてそこで・改めて
この焼いたトリ足はなんだろか?と考えたが
ニワトリの骨付きモモ肉にはこのような“軟骨”は無かったはず。
というワケで
これは七面鳥ってことでオケ?
七面鳥の原産地は北アメリカ大陸のカナダ南部からアメリカ、メキシコ北部にかけてで、ヨーロッパには食肉用の家禽として持ち込まれたのだと。
味は、香ばしくてみっしりした歯ごたえがあって
肉そのものの味が濃ゆいものだったのでまた機会があればと思っている。
大学の農学部図書館だったら七面鳥の解剖図があるだろか。