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木が斜面を支えているとか

物語
勉強

こんな夢を見た。
狭い道を歩いていると
幼稚園か保育園かの先生方がわちゃわちゃと集まってきて
「地滑りの話をしてください!」と
は?え?
私?私シロウトですただの主婦ですナンでナンでいやチョトまて待って
あれよあれよと園の小さなホールに連れていかれて
ごちゃごちゃと子連れで集まっている若いお母さん方に取り囲まれて
いやいやいや
私、この分野では素人なのですがっ、て、ただのシロウトなんだよ!
でも、ナンかしゃべらないとイケナイので一生懸命に考えた
間違ったことを覚えられてはイケナイけど
こういう場で土木や地理関係の研究レポートが出ているサイトを伝えたって
だーれも見ないから(涙
一番基本的な事を頭に残るように伝えなくちゃ、と

木は地面に根を張っているから地面が崩れない、とか
木がたくさん生えているから山は崩れない、とか
山が崩れないように木を植えるんだよね、とか
思われているかもしれないんですが
ホントは
その木がそこまで大きくなる何十年間そこが崩れていなかった、という
山が崩れていないからそこに大きな木が生えている
そういうことなんです
「ああー!」
会場はどよめいた…

というところで目が覚めた。
すごく疲れていた。

これまでに
間違いの無いように伝えなくちゃという気持ちが
いくつ空振りしたことだろか。

実はこの山と木の話は
以前、山林のお仕事をしている人から聞いたことだ。

よく、木が根を張って山の斜面を支えてるみたいに思ってる人がいて
それで山が崩れないように山に木を植えましょうとか言うけど
実際は
地滑りや土砂崩れが起きない場所だから木が大きく育っているのであって
もしそういうところで地滑りが起きたら生えてる木ごと土が滑り落ちるから

ああー!
大きな木が生えているということは
そこがそれだけの年数崩れていなかったということか!

これは自分にとってのいわゆるひとつのコペルニクス的転回だったワケで
夢の中での会場の「ああー!」は
この時の自分の心の声だったのである。

「地滑り地形判読-北海道地質調査業協会」

http://do-geo.com/cgi-bin/admin/etc/landslide_interpret_ver2.pdf