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軽くて丈夫な取材の愛棒

#オレの愛棒
実用

以前、3日間の取材をしたことがあった。
かなり広い構内を移動しながらひたすらノートに字を書くまくっていた
のだが
初めは一番軽いヤツと思って、いつもの0.5㎜のシャープペンにしたら
取材用には線が細すぎた上に芯の濃さが「H」でどうにも具合が悪い。
しかも早く早くと焦ると芯が折れてしまう。
普段の、机の上でノートに書くようにはいかなかったのである。
仕方がないから途中でボールペンに替えた。
ところが段々とボールペンの重さが「こたえて」きてしまった。
手の甲がつりそう…
というワケで
軽くて疲れなくて書きやすくて折れないような筆記用具は無いかと探したら
ありましたな ♪

その名もプレスマン(プラチナ)
「速記用」と銘打つだけに書き味もバランスも良く手が疲れにくい。
0.9㎜で2Bの芯は程よい濃さで細すぎず太すぎず・まず折れない。
しかも8.1gと軽い ♪
(ちなみに今私が使っているボールペンは12.5gと11.0g)
その上価格がナンと税込み330円、とな!?
それに替え芯が10本入って税込み110円ですよ!?
しかもこの替え芯は・「長い」んです!
一般的な替え芯は60㎜のところこのプレスマンはなんと100㎜ ♪
しょっちゅう換えなくても大丈夫!
折れにくいし安心して書き続けられますよ ♪
これに5個入り替え消しゴムまであってこれが税込み110円 ♪
奥様~♪ どんだけお得かっていうおすすめの商品ですね ♪
プレスマンに替え芯、替え消しゴム全部揃えても税込み550円 ♪
試しに使ってみても損はないお値段ですよ ♪
まずは1本プレスマン ♪
あっ、ナンかジャ〇ネットみたいになってきましたなw
要するに
プレスマンには削らなくていい鉛筆のような安心感がある。
それというのも
以前、新聞記者から
「取材のときに使う筆記具は鉛筆です」
と聞いたことがあった。
ボールペンだと寒さの厳しいところではインクが出にくくなる。
火事場での取材など水がかかってしまうこともある。
インクはぬれると弱い。
シャープペンシルだと芯が折れたり、詰まったり
時には本体が壊れたりする。
鉛筆ならどんなときにも大丈夫だと言っていた。
数本用意しておくのだそうだ。
一番シンプルな筆記具が一番強いのか、と思ったのでござる。
というワケで
あの3日間のハードな取材をこれでやれていたら良かったのになあと。
でも、あれが大変じゃなかったら
プレスマンには出会えなかったろうなあ、とも。
いい筆記具に出会えて良かったし
人に教えて「これいいねえ」と言われたこともあった。
あの時の大変な取材をやり終えて、プレスマンも手に入れて
さあ、これからもがんばるぞと意気込んだものの
「大変な取材」の機会は、もう無かった。