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ボアシーツと静電気

実用
勉強

ポリエステル製のボアシーツが憂鬱だった。
洗濯をしてすっかり乾燥したものを物干しから取り込もうとすると
バチバチバチッと静電気の猛攻撃!
痛くて痛くて困っていた。
さてそこで考えたのが
静電気は電気だから電気を通しにくいもので防げないか?
身近にある物では・・・

おお、ビニール手袋があったぞ♪

電線がビニールで被覆してあるということは
ビニールは絶縁体だからだよね?
というわけでこれを「はいて」(北海道弁)
ボアシーツを取り込んで畳んでみたら…
「パチ」とも言わなかった♪
大成功―♪
それ以降、パチパチ言いそうな洗濯物は
ビニール手袋やゴム手袋を「はいて」取り込むようにしているのでござる。
ビニール手袋・ゴム手袋の用途が一つ増えた チャッチャラー ♪

さてそこで、静電気ってナンなんだ?という疑問が。

静電気が起きるとか・たまるとかというのは
モノ同士をこすり合わせた時に、片方のモノから電子がとれて
もう片方のモノに電子が移動してしまうこと
ですと?
モノから電子がとれちゃったら
そのモノの存在は不安定になってしまうのでは?
電子がそのモノの中で偏るのならわかるのだけど
ここがワカランのだよー
以前静電気について勉強はしたものの
この「モノから電子がとれて・移動する」
というのが理解できなかった。
そこで自分にはどこがわからないのかを考えてみた。
そもそも
電気にはプラスとマイナスの二種類あって
電気は必ずモノが持っているものだ。
つまりモノは原子核と電子でできていて
原子核はプラスの電気を・電子はマイナスの電気を持っている。
で、原子は全体としては電気量が0になる性質を持つ。
例えば1個の原子核が1個の電子を持っている水素原子では
電子の電気量を「-1」とすると原子核の電気量は「+1」ということだ。
1個の原子核が8個の電子を持っている酸素原子だと
酸素の原子核の電気量は「+8」ということになる。
ここまではワカル
だからこそ、ナンで
「モノから電子がとれて・移動する」のか?
電子がとれちゃったら困るでしょうが!
そこに出てくるのが
「自由電子」というヤツで
コイツは原子核にあまり束縛されなくて自由に出歩いてしまうそうで
コヤツが一斉に流れ出したのが「電流」と言うヤツなのだ。
これが、もうちょっとで腑に落ちそうで・落ちてくれない
自分はこういう段階なので、誰か詳しい人に教えてもらえないものか。
(珈琲でも豚汁でもご馳走するから)
これは物理畑の人たちには
あまりにも当たり前で説明するまでもないことも
自分のような一般人には理解ができていない
ということの一つなのだと思う。