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好きな方を向いて

プレゼンテーション演習で
多分ほとんどの人がパワポで発表するんだろうな、と思ったので
みんなと同じことをしても
お互いに違いを見合って勉強することにはならないな、と
段ボールの衣装箱にマジックで発表内容を色々書き込んで
くるくるとひっくり返して色々な面を見せながら発表した。
特に引き出しを引いてグラフを出した時の「どよめき」が快感だった。
ふふふ
3Dだぜ!
単に目立ちたがりと言わば言え。
でも、他の人と同じことをしていてはダメだ!
という気持ちが強い。
他の人と違うことをやるから結果として目立つのだ。
(良くも悪くも)

人から見られるだけでなく
人とは違う方を見たいと思うことが多い。
これは単なる目立ちたがりというよりも
みんなが同じ方を向いていてはイカンのではないか
という気持ちがあるから。
アレだな、「多様性」ってヤツだ。

車を駐車場に停めるとき、一人だと主に後ろを見ながら車を動かすが
ハンドルを大きく切ると車の鼻先が大きく振れるので
混雑した大型店の駐車場などでは
前の方ギリギリを人や車が通って行くこともあって油断がならない。
二人で乗るときには自分は助手席なので
運転者が後ろを向くと助手席の自分は前を向いて
前方と左右に注意を向ける。
乱闘シーンで相棒同士が背中合わせでたくさんの敵と闘う、みたいな?

基本的にそういう人間なので
世の中の大勢が何かに注目しているときには
自分は違う方を見るぞ、という気持ちがより強くなる。
いや、ホントのところ
大勢が何かに注目しているというよりは
マスコミがそこだけ取り上げる、ということだから。
自分が目にできる世の中の出来事はすごく偏っている。

もちろん、災害だろうとお祭り騒ぎだろうと
何か大きなことがあっても
それまであった困ったことや・やるべきことが
消えてなくなるワケではない。
そして今注目されている大きなコトは
むしろ注目されなくなってからが振り返りの本番だ。
雨漏りは晴れの日に直せというではないか。
モノゴトはそのときにだけ
そこでだけ「起きている」のではなく
それは連続した出来事の一部分なのだ。